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大学受験

じじです。名古屋 栄のメンズコンカフェ
Phantom Catでお給仕しています。

AO一本勝負

さてじじは今大学生なわけだが、受かったのほぼ奇跡に等しいんだよ。
まず大学の受験勉強なんかしてなかったわけで、どうにか自分の今までの功績で受かりそうな学部を探すわけ。
一般、指定校?知らんそんなの。
はなからAO一本勝負の構えを取ってる訳。
じじは高校の時お笑いをやっていたから、自分で作り出す系なら行けるんちゃうと思ってメディア系の大学を受験すると決める。

何もしない勇気

んでもって、受験すると決めた大学のAO入試は、まず小論文的なのを送り、その後簡単なテストをして、面接みたいな感じだったんだけど、その小論文ってのは普通は何ヶ月も前から書いて、担任の先生とかと試行錯誤して書き上げるって、後から知った。
提出期限の5日前に書き始め、一回見せて、直されて、それを締め切り当日の授業中に書き上げて郵送した。
当日消印有効ってこんなに嬉しい響きはないよね。もうこれじゃないとダメ。
全部これにしよう。
「本日は名古屋市営地下鉄東山線をご利用いただきまして誠にありがとうございます。この電車は
当日消印有効です」
まじでいい響きだね。
そんなこんなで、提出したらあとは面接の対策だ。担任の先生と模擬面接をしたり、質問の答えを考えたりして練習するって、案の定後から知った。

悪い癖

なんならじじ当日大学の理念覚えずに行った。
どうにかなるって思ってたんだよね。
じじのよくないところで、追い詰められた時に急に自信を出す癖がある。
テスト前日に、行けるって思い込んで自分を奮い立たせるだけ立たせて何もしない。
ただ何もしないんじゃなくて、自信をつけるタイプの逃げ癖だからタチが悪い。
周りから心配されても、刺さらないから心配するだけ無駄にさせてしまう。

案の定

で、いざ当日。
寝坊した。ガッツリ寝坊した。
もー、まじで寝坊した。
朝方まで普通に起きてて、オールで行こうとしたら寝坊した。
起きてわかる。終わった感覚。
全身から血の気が引いていく感じ。
時計を見る。受験までは40分。
間に合うのか、脳内で計算する暇もなく、制服をきちんと着る暇もなく飛び出した。
ネクタイを右手に握りしめて、最寄りのタクシー乗り場まで走る。
いつもは駅まで10分かかるのに、この日ばかりは3分とかからずついた。
多分この日の俺は音速を超えていた。
でもそれと同時に、あれ俺タクシー代あるっけってなった。
そして思い出した、前日母からモバイルバッテリー買うからってお金をもらっていたことをそれなら乗れる。行ける。
タクシーに乗り込み、ネクタイを締めて、なんとか会場に1分前に滑り込んだ。
汗だく、つゆだく、息ゼーハーで座って秒でテストが始まった。
テストをなんとか終えて、面接。
ちょー余裕。お笑いやってた時の話をしただけ。
集団面接だったから周りの個人質問聞けたけど、普段どんなメディアを利用していますかとか、どんな本が好きですかとかだったけど、時事だけどんなネタ作ってたのだったから受かったと思った。んで案の定受かっちゃった訳。

そんなギリギリ大学生のじじにぜひ会いに来てね!

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