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仕事のあり方について

仕事中心で回っていたこれまで、休日も仕事のことで頭がいっぱいだし、夢でも仕事をしていた。休憩中も、聞こえないはずの電話の音が聞こえる。休息が取れていない状態だった。休職して一気に自分の時間が増えたことで、会社の人と面談の時間が取れたり、友人やパートナーなどと会話を繰り返す中で、考え方の変化があった。まずは仕事についてまとめていきたいと思う。

私生活に仕事を持ち込まない

休職以前のある日、パートナーに仕事の愚痴を言った時、仕事のことは仕事の時間に解決しないと、話されても俺は何もできないよ、と冷静にコメントされ、我に帰った。お互い、愚痴や不満を許容できる瞬間とそうでないタイミングがある。このやり方を続けていては、共倒れになってしまう。二人の時間を大事にするために、仕事についての考え方を少し変えてみてほしいと、そう伝えられた。今思うと、パートナーから仕事の話をされたことは一度もなかった。私ばかり話をしていたように思う。

理想と現実

本当であれば、業務時間内に上司や同僚に不満や改善策を伝え、共に動くべきであった。

しかし、周りの同僚に話をしても、あまりピンときてもらえなかったり、そんなこと考えている場合があったら、目の前の業務を捌いてほしい、と言った旨のコメントしかもらえなかったのである。参加していたプロジェクトも業務量が増えるばかりで、やらなければならないことだから、と何かを諦めたり、やめる判断ができる人がいなかった。

入社3年目の自分の発言力は高が知れている、私よりも辛い人はたくさんいる。でもこのまま業務だけを続けていたら確実に仕事は増えていくし、自分のキャパが持たない。個人の効率性に頼ってばかりでは未来がないのではないか。根本的解決をしないと。

そして、会社全体が辛い方へ辛い方へ動いてしまう。なぜ、あの人は楽をしているのか、ずるい、私たちと同じように辛くあってほしい、といった心理が蔓延っていた(と感じていた)。意味のわからないルールが増えた。足を引っ張っている状態だった。とある社員のネガティブな意見が会社の総意だと思い込み、頭の中で莫大に膨れ上がった疑問、不満、改善案を周りにアウトプットできなくなった。味方がいないと感じていた。結果、体調を崩し、オフィス内で呼吸すらまともにできなくなった。

一人抜けても、会社はこれまで通り回り続ける

休んでみて分かるのは、会社は私一人がいなくても問題ないということ。悲しい現実でまたも死にそうになる。私の存在意味はない、戻っても居場所がないと感じた。当時は本当にネガティブなことしか考えられなかった。

休職後、上司と面談の時間が用意された。会話をしていく中で、あなたがいなくても会社は回るけど、戻って来ればそれはプラスになる、と励まされ、前向きに捉えられるようになった。そして、私と同じような考えを持った人がいるということに、初めて気付かされた。味方がいる、というその事実だけで、うまく立ち回れる気がする。背中を押してくれる存在である。それとともに、思考回路をアウトプットできる場があることに喜びを感じた。未来が見えた瞬間だった。

私ならこうする、それを理解のある人に伝えてみる。その後全体を巻き込めるよう動いてみる。冷静になれば分かることだけれど、味方がいないと思っていた当時はこの考えに至らず、恥ずかしい限りである。私が何かしなければ、とかなり傲慢だった。反省している。

仕事と私生活のバランスをとる

仕事に対しては前向きに捉えられている。ただし、オフィスに行くことはできない。あの場所でまともに動ける自信が、今の自分にない。また、迷惑をかけるのではないか。思考回路がそっちへ流されてしまうような今、復職のタイミングではないことがはっきりわかる。

これらも、仕事と私生活のバランスを考えず、日常生活をあまりにも蔑ろにしていたことが要因だと感じている。仕事に関しては、これまでの面談の中でかなり分析ができているので、今度は日常生活を取り戻したい。

日常生活で意識していること

ストレス要因は日常にも溢れている。要因は複雑で、具体的に挙げるのは難しい。だからこそ、体の出すSOSのサインに気が付けなかったし、何か異変を感じてもその後は元に戻ってしまい、気づくチャンスを逃してしまう。そのため、以下のことを心がけている。

⑴自分の生活を記録してみる。少しでもイライラしたり体調が悪くなったり、普段と違うことがあればその時の様子をメモする。

⑵何が自分をその状態にしていたのか分析する。これは落ち着いた状態で行うようにしている。カフェなど。

⑶具体的に何ができるか、改善策を考え実行する。

当たり前のようなことも、わかっているつもりで実際にできていなかったりする。これらをきちんと言語化、文章化することで自分に落とし込み、行動してみようと思う。

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