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ギドゥンドゥンに見る「価値の伝達者」の重要性

北京五輪が閉幕した。

多くのアスリートがコロナという環境の制約を乗り越えて、本気をぶつけ合った熱い2週間であった。

そんな中、さらに熱い男がいる。
ギドゥンドゥンこと、日本テレビの辻岡義堂アナウンサーである。

彼は日本テレビの北京五輪現地取材メンバーとして、2月の頭から北京に入った。
では、何が彼を熱くしたのか。それは大会マスコット「ビンドゥンドゥン」への”愛”だ。

現地でもさほど人気のなかったビンドゥンドゥンだが、いまや各国の報道陣が集まったメディアセンターは7時間の行列という。

このように、大会開幕時のビンドゥンドゥンはさほど注目されなかった。
そんなビンに光を当てたのが、ギドゥンドゥンだ。

ギドゥンドゥンのビンドゥンドゥンへの愛を見た中国人や外国メディアが、「ビンドゥンドゥンってかわいいんじゃん?」と思い始めたのだ。
これはいわば、

・価値を感じた人=ギドゥンドゥンが話題になり、ビンドゥンドゥンの価値を評価し始めた。
・それも外国から来た一人のアナウンサーが14億人に「逆輸入的」に影響を与えた。

ギドゥンドゥンはアウトサイダーのアンバサダーだったのだ。

よくよくいわれる地方創生におけるアウトサイダー視点の重要性とも、少し重なる点もあるように思う。


それにしても、彼の今後の日本での活躍が楽しみだ。


おまけ
ギドゥンドゥンを取り上げる中国メディアと
国際放送で抜かれ、NHKにも映ったギドゥンドゥン。


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