アドバイスびと



特に「これどうしたらいいかな?」って聞いてる訳でもないのに
「これしたら?」「あれしたら?」ってやたらと言ってくるひとがいる。

そういう人たちについて分析してみた。

  • 自分のほうが優れている、自分のほうがそのことについてよりわかっている、知っているというマウントが若干入っている。
    「この人は言われないとやらないもん。行動しないもん。」と思っている。

  •  この人全然動き出さないけど、なにかそこに理由があるのかもしれないな・・」という奥の奥の背景にまで想像力が及ばない。

  • ”べき思考”に囚われている。ex)”親に依存してないで早く自立すべき”、”家でこもってないで早く働くべき”

  • 他者との課題の分離ができていない。人のことなんだからほっといたらいいのにね。

  • 多分だけど、こういう人は子供を待てない。子供のやることを静かに見守る事ができずに、あれしろこれしろって口出ししてしまう人かもしれない。子供が何かをしようとしてためらっている姿を見たとき、「何か事情があるのかな、話聞いてみようかな」とはならず、「なんで早くこれしないのよ!あなたのために言ってるのに!」なんて言いそうな気がする。




あくまで素人の考えである。

人生のサンプルは一個しかない。
自分が生きてきた、経験してきたことはアドバイスしたくなる気もする。でもその対象者が必ずしも自分と同じ環境で、気持ちで生きているわけではない。
自分はこんなこと簡単にできるけどなんであの人はいつまでもためらっているのだろう。それは今まで生きてきた環境も、成長スピードも異なるからだ。どんな家庭で育ったか、どんな時代だったか、経済状況だったか、それらが全く同じ人はいない。
親と子では時代もかなり違う。2,30年の歳の差があれば二十歳のときに何をどういうふうに考えていたかなんてことも変わる。

他人の行動が理解できない!ともどかしくなったときにこれを思い出そうと思う。
逆も然りで、この人はなんでこんなに口出ししてくるのだろうと思ったときも、これを思い出そう。

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