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カウンセリングでカウンセラーが起こす逆転移とは?実体験を分析

元・精神疾患当事者(歴24年/現在は克服)で心理カウンセラー(歴5年半)の人間ですこんにちは。

今日はわたくしのメンバーシップ「くるおも心理学会」プロプラン向けの記事ですので、ちょっと専門的な話になります。

※「くるおも心理学会」についての詳細は下記記事にありますので、こちらをご覧くださいませ〜。↓

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さて先月(2024年4月)、カウンセリングで患者クライエントが起こす転移についての記事を書きました。

詳しくは上記記事の冒頭を読んでいただきたいのですが、転移について簡単にさっくり説明すると「過去に出会った重要な人物を目の前のカウンセラーに映し出し、その時の感情や態度を再び繰り返してしまう現象」を言います。

これは心理学用語で「投影」と呼ばれる現象のひとつですが、
患者→カウンセラーに起きると「転移てんい」。
カウンセラー→患者に起きるのを「逆転移ぎゃくてんい」と言います。

逆転移そのものについての解説は株式会社心理オフィスK様の記事が参考になりましたので、単純に「逆転移とは何か」を知りたいかたはこちらを読まれるとよいと思います。

◎患者(相談者)さん向けの記事

◎カウンセラーまたは周囲でサポートする人向けの記事

逆転移についての知識を得たり説明を読むだけなら、正直言ってこういった無料記事で事足ります。

しかし「現場で実感した、生の体験」というのはその人本人にしか語れない貴重な財産です。

ということでここから先は、私がカウンセリング現場で実感した生の体験・4ケースを元に執筆していきますので、堂々と有料記事にします。

あと無料読者の中に時々私とは相容れない感じの人がいるので、そういった方々の目に触れないためにする措置でもあります。
平和的に棲み分けしましょう、棲み分け。

◆逆転移と思われる現象その1〜父の投影〜

前回の「転移」記事にも書いた通り、私は転移というのは「転移性恋愛」のことだけを言うのだと思っていました。

私は患者さんと恋愛関係になったことがないので、「うちのカウンセリングでは転移も逆転移も起こってないなあ」と思っていたのです。

しかし逆転移というのは、「過去に出会った重要な人物を目の前の相談者に映し出し、その時の感情を再び味わったり、その人に取るような態度をとったりする」ことですよね。

そうであれば思い当たることはあります。それは、父です。

下記記事にも書いておりますが、私の父親は自分が浮気して母に捨てられた(離婚した)にも関わらず、「金がない」「会えないのにお金を払う意味がない」と言って養育費も払わず、「お金がないのはお前らが金を貸さないからだ」と実の弟に怒鳴り散らし、自分勝手に独りで暮らしていたら勝手に脳梗塞になり高次脳機能障害になり私に3年ほど迷惑をかけた感じの人間です。
 ↓

当時の日記はこちらの記事に転載しておりますね。
 ↓

逆転移が起きたと思われる……と言っても、うちの父レベルのクズがカウンセリングに来たことは一度もありません。

というかこれまでの人生で、父と同レベルのクズに会ったことがないんですけど……。どんだけなんだうちの父は……。

話がそれました。

では、なぜ「逆転移が起きたのではないか?」と思ったのかというと……

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