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お金を中心に選択する人生は、金額が高くても安くてもうまく行かない

オリジナル記事掲載日:2021年5月5日

何か買い物をするとき、
「できるだけ安い方がいい」
「高い方が信用できる」
などを考えることは
ありませんか?

そうする事が「幸せ・喜び」に
繋がるならばいいのですが、
そうでない場合は
高かろうと安かろうと
失敗する確率が高まるのです。

お金を中心に人生の選択をしてしまう「お金軸」

当ブログではよく、
「自分の人生を他人中心に
考えて生きてしまう、他人軸」
の話をよくしています。

元々は心理カウンセラー・
根本裕幸さん
の本や
ブログで学んだ事ですので、
ぜひ根本さんのブログも
チェックしてくださいね(^^)

で、根本さんのお話で
もうひとつ学んだ事があります。
それが「お金軸」。

「自分の人生を生きていく
上での選択を、
『お金を基準(中心)』にして
決定してしまう」
という状態を言います。

実は私自身も長年
「お金軸」でした。
しかし、そうであることに
全く気付かず、
お金の失敗を数々してきました。

で、私なりに研究・考察した結果、
この考えにたどり着いたのです。

「お金軸の人は、
高いものを買っても
安いものを買っても
失敗することが多い」。

お金を軸にしていると、自分が無くなる

お金軸の人は、
自分の直感や感情や
趣味嗜好や知識や
とにかく色々な
「自分」を無視して、
ほぼ全ての選択を
「お金の量」で決めます。

「500円のプリンの方が
美味しそうだけど、
ちょっと高いから200円の
チョコにしよう」
とか。

「1万円の講座よりも
5万円の講座の方が
信用できるから、
5万円の講座を申し込もう」

とか。

別にそういう決め方も
悪くはないのですが、
何度もなんども無意識に
そういう選択を繰り返していると、
自分も他人も「お金の量」で
評価し始めます。

「私は大した給料を
もらっていないから、
ダメな人間だ」
とか。

「あんなにお金を
払ってやったのに、
恩を感じないなんて
あいつはひどい女だ」

とかね。

給料が安かろうが高かろうが
素敵な人もしょうもない人も
それぞれに沢山いますし、

どんなにお金を払ってあげても、
それ以外のところで
嫌なことをしていたら
そりゃ嫌われます。

「無意識でお金軸」
になっていると、
自分では気付かないうちに
どんどん人生が
苦しくなるのです。

なぜなら、
「自分」が無いから。

「自分の感情や希望」を
抑えつけたり後回しにして、
「お金」を優先にした
人生を生きているから。

我慢と抑圧は精神疾患の
始まりですからねー。
(経験者は語る)
気をつけてくださいね。

お金軸と自分軸の見分けかた

……てな話をすると、
「より安いものを求めてしまう
私はダメなのか……」
「高価できちんとしたものを
買いたい気持ちは間違いなのか」
と思ってしまう方がいます。

「金額に左右される」のは
お金軸ですが、

「いいものを安く買えた!
やったー!」
という喜びや感動で
自分を幸せにするのが
好きな人は、
「自分軸」です。


たとえば私のパートナーは
リサイクルショップ巡りが
大好きなのですが、
いいものをお得な値段で買うと
非常に嬉しそうです。

また、「安いものを買う」
事が目的ではなく、

「リサイクルショップを巡って、
『探す』という行為そのものに
喜びを感じている」
ようなのです。

一方、わたしは
安いものを買うことより
「多少高くても
ちゃんとしたものを買いたい」
気持ちが強いのですが、
「値段」だけで決めることはありません。

「自分が信じたもの」
「自分が好きだと思ったもの」

で決めます。

あと、めちゃくちゃ調べたり、
情報収集したりします。
「調べる」行為そのものが
大好きだからです(笑)。

(だからリサイクルショップで
「探す(掘る)」行為が好きな
パートナーと気が合うんでしょうね…)

お金を軸に生きていると、他責傾向が強くなる

お金を軸にして物事を決めていると、
「その値段をつけた人」や
「それを作っている(売っている)人」に
文句を言いがちになるんですよ。

「あの程度のものを、
あんな高い値段つけるなんて」
「安いからって買うんじゃなかった。
やっぱり『安かろう悪かろう』ね」
なんつって。

つまり
「他責傾向が強くなる」
ということです。

高かろうが安かろうが、
そのものにお金を払う、と
決めたのは自分です。

お金を払って何らかの
損をした、ということを
「自分の選択(責任)だ」
と思える人は、
“見る目”が鍛えられます。

選んだ自分に
問題があったのであれば、
自分の「見る目(選択の仕方)」
を修正していけばいいのです。

知識や経験を蓄え、
自分の「見る目」を
更新したり鍛えていくと、
“うまく行く選び方(お金の払い方)”
が出来るようになります。

「売った相手が悪い」
と思っている人は、
買った自分は悪くないので、
いつまでたっても同じような
お金の失敗をしてしまうのです。

まあでも、それに気付かなければ
別にいいと思いますけどね(笑)。
自分がどういう
お金の使い方をしたいか、は
自分で決めることです。

お金軸かどうかより、それによって苦しいかどうかが重要

お金軸で生きていても
特に問題ない人は、
そのままでいいと思います。

しかし、もしも
自分の苦しみの原因に
「お金軸」が関わっているなら、

・基準を「お金の量」に
している自分を意識する

・「お金軸」をやめ、

自分の感情や趣味嗜好で
「買うかどうか」を選択する


をしてみるといいと思いますよー。

それでは本日はこの辺りで。
ごきげんよう、さようなら。

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