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人は不安な時にお金を使ってしまう—お金がない人の心理

オリジナル記事掲載日:2020年12月26日

高価なものなんて買っていないのに、
なぜか毎月お金がない。
それは、こまごまとしたものに
お金を使っているからかも知れません。

そしてあなたの不安な心が
「こまごまとしたお金」を
使わせているのではないでしょうか。

「お金を使う」ことで安心を得る

「お金がない」という不安を
「お金を使う」ことで
解消するパターンです。

人は「お金を使う」という行為そのもので
安心感を得られることがあるんですね。

「買い物ができる=自分はまだ大丈夫」
「払うお金がある=自分はまだ大丈夫」

と思うために、こまごまとしたお金を
払ってしまうのかも知れません。

不安からくるストレスを浪費で解消している

単純に買い物でストレス解消をするパターンです。
娯楽や美容関係で使うこともあるでしょう。

これは「お金以外の不安」も原因に
なっていることが多く、
(仕事・将来・家族についてなど)
様々なストレスを抱えてパンクしそうな
自分の心を守るために浪費
します。

「お金がないから仕方ない」安心を得ている

たとえば何か叶えたい夢や
挑戦してみたいことがあるとします。
でも、長年抱えてきた夢ほど
「失敗したら」
「どうにもならなかったら」
と思うと怖くてできませんよね。

そういう時、人間は
「怖いからできない」のではなく、
「お金がないからできない」に
原因をすり替えようとするのです。

「お金がないからできない、
お金がないから仕方ない」
という状況を作って、
「挑戦しなくてもいい安心」
を作り出す
んですね。

この話についてはこちらの記事でも
書いています。
 ↓

不安がこまかいお金を使わせる

わたしはお金に困る
人生を送ってきたので、
心理学を学んだ後も
「人はどういう心理の時に
『お金がない』状態に
陥ってしまうのか」

をずっと考察したり
勉強したりしてきました。
他人の心はもちろん、
自分自身の心もよく観察しています。

かつて、消費者金融に毎月お金を
借りなければならないくらい
切迫していた頃より、
今のわたしは収入が上がっています。

にも関わらず、ときどき猛烈な
不安が襲ってくるんですね。

そして「不安を感じる時」ほど
細かいお金をたくさん使っている、
ということに気づきました。

「贅沢なんてしていないのに
いつもお金がない」
という方は、自分が抱える
不安や恐怖の心が
「お金を使わせていないか」
と考えてみてください。

不安から消費をしている限り、
「お金がない」生活から
抜け出すことはできません。

自分の心に向き合い、
「本当に自分のためになること」
のために、お金を使ってくださいね。

それがいずれ、自分を
心から豊かにすることに
つながります。

ごきげんよう、さようなら。

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