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HRビジネス・トレンドワード2021

毎年年末になると、「流行語大賞」「ヒット商品番付」「今年の漢字」など、一年を象徴するキーワードやランキングが発表されます。どれも世相を反映していて面白いですし、あとで振り返ってみたときに「そういえばあのころ流行っていたよね」なんて雑談の話題にもなります。

ということで、わたしにとっての「HRビジネス・トレンドワード2021」を個人的な備忘録として残しておきたいと思います。
個人的主観というところがポイントです(笑)

それでは発表します。わたしにとっての「HRビジネス・トレンドワード2021」BEST5はこちらです。 

【第1位】ハイブリッドワーク(約29,100,000件) 
【第2位】DX人材(約24,800,000件)
【第3位】エンゲージメント(約12,300,000件)
【第4位】リスキリング(約1,110,000件)
【第5位】アンコンシャス・バイアス(約309,000件)

(※カッコ内の数字は2021年12月7日時点のGoogle検索のヒット数です。個人的と言いながら一応調べました)

【第5位】アンコンシャス・バイアス

HR業界において「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」は、ダイバーシティ、SDGsなどのビッグワードから派生するような形で使用されるようになりました。
「無意識」というところが難しく、わたしを含めてほとんどの人が何かしら思い当たるところがあるはずです。(思い当たらないのは無意識だからです)

例えば、
「〇〇さんはA型だから細かい仕事が得意だ」
「ゆとり世代はハードな仕事は耐えられない」
「定年再雇用のシニア社員はやる気がない」
などがあります。

いかがですか?思い当たりませんか?

発言した方は悪気がなくとも、言われた方は心を痛める場合があります。組織の一員として働く身であれば、もしもこういう発言に気づいたのなら、「今のNGじゃない?」と声をかけあえる職場風土を目指したいですね。
(発言した方は無意識なので、注意されないと気付かずにまた同じ発言を繰り返します)

冒頭にお話ししたように、アンコンシャス・バイアスはダイバーシティやSDGsといったビッグワードから派生してきました。ということは、ダイバーシティやSDGsを浸透させるためには、アンコンシャス・バイアスの理解が重要になってくるということです。
HRに関わる皆さんは、率先して取り組むようにしてみましょう。 

明日以降、「HRビジネス・トレンドワード2021」第4位~第1位を見ていきたいと思います。


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