古巣、同期
昨日は古巣、おととしまで勤務していた会社同期との飲み会だった。入社33年、おじさん、おばさんばかりだが、「~ちゃん」「~くん」と愛称で呼び合う仲の良い同期だ。私が退職したのは一昨年。コロナ禍2年目で飲み会は御法度、送別会無しだった。久しぶりの同期会が招集されたのは、男性同期が9月で早期退職し、シニアの青年海外協力隊で今年の末から南米に行くという決断をしたからなのだ。私の退職、起業もかなりインパクトがあったが、青年海外協力隊、しかも南米で2年行きっぱなし(飛行機で30時間ほどかかるので、そんなに簡単に帰れない)というのは、それよりすごいインパクトかもしれない。
同じ部署にいた先輩が急に亡くなったのを目の当たりにし、後悔の無い人生を考えた結果らしい。50代半ば、人生の折り返し点を過ぎ、新卒で入社した会社のゴールも見えてくると、人生を考えるタイミングになるのだろう。
私も同じ早期退職だがその理由は、重なることもあるし、違うところもあるし、と卓を囲み話しながら感じていた。
わいわいとにぎやかだったのが、間近に迫った人事異動の話がほとんど。久しぶりにそういう会社の話を聞くので、面白く聞いていたが、だんだん時間が経つとさすがに飽きてきて、「こんなにみんな異動好きだっけ?」と不思議に感じてきた。でもそれは、私が「外」の人間になった証拠なのだろう。