パレオロガス

投資歴約15年(2007年から)。ほぼ国内個別株。2018年ころから優待クロス(bot…

パレオロガス

投資歴約15年(2007年から)。ほぼ国内個別株。2018年ころから優待クロス(bot作成能力なく、手作業)。ポイ活などの小銭稼ぎも好き。本業は街弁。二児の父。

最近の記事

トーセイと名古屋鉄道の資本業務提携について

トーセイ(8923)と名古屋鉄道(9048)が資本業務提携をするという、びっくり仰天のニュースがありました。 トーセイは、良くも悪くも山口誠一郎社長のワンマン企業であり、現在に至るまでの躍進も山口社長の手腕によるところが大きいと思っています。その山口社長ですが、1961年生まれで現在63歳であり、第一線で活躍できるのはあと10年から20年といったところで、そろそろ後継者を育成していく必要があるはずなのですが、その気配が見受けられず(山口社長の著書「倒産から3つの上場へ 見え

    • 仮想通貨は現代のゴールドになれるか

      我が国においてビットコインなどの仮想通貨が一般的に知られるようになってから約10年くらいが経過したかと思いますが、少なくとも我が国においては、現在に至るまで仮想通貨が決済手段として使用されることはほぼなく、専らその交換価値に着目して取引がされているといってよい状況だと思います。今後、決済手段として使用されるようになっていく可能性が全くないとはいえませんが、すでに仮想通貨が一般的に知られるようになってから長期間が経過しているにもかかわらず、そういった方向に進んでいる様子が全くな

      • FIREないしFIROについて

        給与等の収入に頼らなくても暮らしていくことができるだけの資産を形成し、早期に退職する暮らし方のことをFIRE(Financial Independence, Retire Early)というようです。 これに対し、給与等の収入に頼らなくても暮らしていくことができるだけの資産を形成できた後も稼働を継続する暮らし方のことをFIRO(Financial Independence, Retire Optional)というようです。 FIROが退職オプションを行使する前の状態、FIRE

        • トーセイ(8923)について

          私の主力株であるトーセイ(8923)ですが、明日、2023年11月期の決算発表がありますので、それに先だって、少しトーセイについて書いておこうかと思います。 私が、トーセイ株を保有するようになったのは、株式投資をはじめてからまもなくの2007年の年末か2008年の年初ころで、2007年のはじめには約150,000円であった株価が約60,000円にまで下がってきていて、PERやPBRの指標上、かなり割安になっていたことから、特に深い考えもなく購入したのがはじまりでした。 そし

        トーセイと名古屋鉄道の資本業務提携について

          2024年の展望

          明けましておめでとうございます。 2023年は全体的に株高でしたが、2024年もその流れが継続するのか、はたまた下落に転ずるのかはよくわかりません。為替についても、確率的にいえば円高に推移していく可能性の方が少し高いとは思いますが、現状の水準のまま、あるいはさらに円安に進む可能性も十分にありうるところで、やはりよくわからないというほかありません。 というわけで、2024年も、安いところで買って、高いところで売るという方針に変わりはなく、上がったら売り、下がったら買っていこう

          今年の株式に関する年間の損益を計算しました

          今日で2023年の取引も終了となりましたので、株式に関する年間の損益を計算してみたところ、今年は合計で33,924,014円のプラスでした。 内訳としては、まず保有株の売却による譲渡益が合計11,639,414円でした。トーセイ(8923)の分が5,064,800円、台湾株のクアンタの分が5,476,242円で、この2銘柄で9割以上を稼ぎました。どちらも株価の上昇に伴って少しずつ売却しましたが、クアンタについては株価の上昇が急激で、さらに相当に円安にも進んだことから、年初の

          今年の株式に関する年間の損益を計算しました

          インデックスファンドに対する考え方

          最近、インデックスファンド、とりわけS&P500や全世界株式を対象とするインデックスファンドが人気のようで、多くの人がその積立投資を行っているようです。 実際に、少なくともリーマンショック後は、それらの指標が堅調に推移してただけでなく、為替レートも、リーマンショックから2021年くらいまでは1ドル110円前後だったのが、2021年以降にどんどんと円安が進んだこともあり、リーマンショックのころから地道に積み立てていた人は、それなりに大きな利益が得られたのではないかと思います。

          インデックスファンドに対する考え方

          新型コロナウイルスから現在まで

          新型コロナウイルスの流行により下落すると思われた株価がさほど下落せず、かえって流行前よりも高い水準にまで上昇していったことから、大きく有価証券の比率を増やすこともできず、あいかわらずキャッシュポジションが膨らんでいきました。 2021年には、普通株との価格差などから妙味があるように感じられた伊藤園優先株(25935)を2200株購入しましたが、依然としてキャッシュポジションが厚く、2022年末の時点で株式の比率は26.4%に留まっていました。 さらに2023年には、生成AIブ

          新型コロナウイルスから現在まで

          アベノミクスから新型コロナウイルスまで

          アベノミクス後、株価に大きな動きはなく、本業で得られる収入が着々と積み上がっていっていました。 リーマンショック時の経験から、株は安くなったときに買うものという考えが強く、株価が堅調に推移している間はキャッシュポジションでよいと思っていました。 ただ、このころはまだ為替が1ドル100円から110円程度で、比較的円高の水準にあるといえそうであったことから、めぼしい外国株がないかを模索したところ、成長性が感じられ、配当利回りも総じて高い台湾株が魅力的に感じられ、2016年にASU

          アベノミクスから新型コロナウイルスまで

          リーマンショックからアベノミクスまで

          リーマンショック後、株価はゆるやかに回復傾向にあり、私の主力株であるトーセイ(8923)も、40,000円くらいまで回復した後、20,000円から40,000円くらいの間を行ったり来たりしていました。 私はというと、本業の弁護士業の方が忙しく、この時期はあまり株取引をする時間が取れなくて、トーセイをすこしずつ買い増していたくらいで、あとは本業の収入がキャッシュポジションとして少しずつ積み上がっていました。 私の記憶だと、東日本大震災が起きた2011年3月の時点で、トータルの株

          リーマンショックからアベノミクスまで

          サブプライムショックからリーマンショックまで

          私が株式投資を始めたのが、2007年の夏ころで、ちょうどサブプライムショックでアメリカの株価が大きく下落した時期でした。 そのころは、サブプライム問題はさほど深刻な問題ではないし、そもそもアメリカの問題で日本への影響は限定的という楽観論が主流でした。 私自身も、株式投資をはじめたばかりで、サブプライムショックというのがどのような問題であるのかもよくわかっていなかったし、アメリカの株式市場の状況が日本の株式市場の状況にもかなり強い影響を及ぼすこともよくわかっていなかったので、サ

          サブプライムショックからリーマンショックまで

          twitterとnoteをはじめました

          実にいまさらながらではあるのですが、twitterとnoteをはじめることにしました。 投資歴は2007年からで、直後にサブプライムショック→リーマンショックがあり、そのときの体験が今でも投資姿勢の基盤となっています。 現在の投資対象はほぼ国内個別株のみですが、1ドル105円前後だった2016年に購入した台湾個別株の保有がまだ少しあります(2023年に過半数を売却。)。 今後、1ドル115円かそれ以下になれば、また外国個別株を購入する可能性もあります。 投資信託等は、国内・国

          twitterとnoteをはじめました