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アベノミクスから新型コロナウイルスまで

アベノミクス後、株価に大きな動きはなく、本業で得られる収入が着々と積み上がっていっていました。
リーマンショック時の経験から、株は安くなったときに買うものという考えが強く、株価が堅調に推移している間はキャッシュポジションでよいと思っていました。
ただ、このころはまだ為替が1ドル100円から110円程度で、比較的円高の水準にあるといえそうであったことから、めぼしい外国株がないかを模索したところ、成長性が感じられ、配当利回りも総じて高い台湾株が魅力的に感じられ、2016年にASUSを200万円分ほど、クアンタ・コンピュータを300万円分ほど購入しました。
また、トーセイ(8923)についても、株価が上がれば少し売り、下がれば少し買いを繰り返しつつも少しずつ買い増していて、2015年末の時点で16,000株だった保有数は、2016年末が18,600株、2017年末が19,800株、2018年末が23,600株となり、2019年末には再び株価が1,500円前後にまで上昇したこともあって17,400株となりました。
そして、2020年から新型コロナウイルスの流行がはじまり、株価が下落していったのにあわせて買い増していき、2020年末には30,300株となりました。
フジミインコーポレーテッド(5384)については、長らく保有数に大きな変動はありませんでしたが、2019年ころから株価の上昇が続いたので、それにあわせて少しずつ売っていき、2022年までに100株を残して全て売却しました(2023年7月に株式分割があったので、現在は300株になっています。)。この間、本業の収入も堅調に推移したことから、キャッシュポジションが順調に積み上がっていて、その有効活用方法を模索した結果、2018年ころから優待クロスやIPOをはじめました。POや分売なども少しやってみたのですが、手間に見合うだけのリターンが得られる気がしなくて、すぐにやめてしまいました。
新型コロナウイルスの流行がはじまった後、2020年4月には原油の先物価格がマイナスになるなどの異常な事態が生じたりしていたので、深刻な経済混乱が生じて株価も大きく下落するのではないかと思い、身構えていたのですが、おもいのほか株価はさがらないでするするっと上に行ってしまい、拍子抜けしました。それでも、トーセイの保有株式数がはじめて300単元を超えて株主提案権を得たことになり、ひとりで満足した気持ちになっていました。


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