pakyongil

努力も怠慢もスキ。

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最近の記事

勝手に解説「もうレシピ本はいらない」

大好きだったラジオ番組が3月末に終わり、予想通りたまむすびロスに陥った。 いつまでも未練がましい私は、メインパーソナリティの赤江さんの軌跡を辿るべく、赤江さんが書かれた「もうレシピ本はいらない」(著:稲垣えみ子)の解説を頼まれてもいないのに勝手に書こうと思い立つ。 ※解説と感想文とレビューの違いがわからないですが、赤江さんが解説として書いてたので解説とさせてください。                   解  説 私自身は、世に言うグルメでもなく、たくさん食べ歩いた経

    • <たまむすび>終了に際して

      <たまむすび>終了の知らせは私に大きな衝撃を与えた。 2015年から、仕事の移動中にタイムフリーでなんとなく聞き始めた<たまむすび>は、今やなんとなくではなく、私の欠かせない生活の一部として存在している。 アイドルや、歌手のコンサートなどの類に、これまで大きな情熱を注いだ経験がない私にとって日本武道館とは縁遠いところであったが、昨年9月に<大収穫祭>と題した、番組10周年イベントで初めて足を運ぶことになった。 しかも、北海道から。 イベントだけのために。 自分でも、驚いた

      • Enjoy Trail

        先週末、SAPPOROテイネトレイルに参加した。 今年はエントリーしていた大会がことごとく中止になっった為、約一年ぶりの大会となった。 大会当日は、あいにくの雨模様。小雨が降り濡れた指先が寒さで震えていた。そんな悪条件の中でも、決してワクワクが消えることはなかった。 大変な時期に、感染予防対策を施し可能な限りリスクを抑えた運営を行っていただいた大会関係者の方には感謝の気持ちでいっぱいである。 スタートは予防対策により時差式で5名ずつのスタート。 レース序盤、急斜面のスキー場

        • 鬼滅を読む

          GW期間中にも関わらず暇を持て余していた娘たちが、アニメ「鬼滅の刃」にはまる。 どんなものかと、アニメの1話目を見て衝撃を受けた。 主人公の家族が物語が始まって早々に無残にも殺されてしまう。 なんて儚く悲しい物語なのか?そして、なぜこんな物語に子どもたちが熱中しているのか?その時は知る由もなかった。 あまり気が進まなかったが、その後も勧められるがままアニメを見続けた。 そして物語が進むにつれて、その魅力にどんどん惹かれていった。 人を食らう鬼たちの住むこの物語の世界は無慈悲

        勝手に解説「もうレシピ本はいらない」

          生きる力

          NHK制作の「ヒグマを叱る男」を見た。 大瀬初三郎さん(84歳)は知床の番屋でサケやマスをとる漁師。知床は世界有数の野生のヒグマの密集地。 そんな中、大瀬さんはヒグマを叱り、番屋を守ってきた。 ドキュメンタリーの中での印象深いシーンのひとつにこんな場面がある。 エサ不足により日に日にやせ細っていくヒグマたち。中には、栄養不足により命を落とすヒグマの姿もあった。そんな中、決してエサは与えないと決めている大瀬さんが、海岸沿いに流れ着いたイルカの死骸を流されないようロープで巻き

          生きる力

          遭難して気がついたこと

          新型コロナウイルスによる影響で今年予定されていたイベントはことごとく中止となり、3月から5月までの休日は家で静かに過ごしていた。 緊急事態宣言があけた6月初旬、札幌でも少しずつではあるが、日常を取り戻すかのように、人々たちが行動しはじめた。 そんな中、札幌市内にある手稲山へと単身出かけた。 朝8時前に登山口を出発して順調に登山を進める中、中腹を過ぎたガレ場のあたりで道を誤ったのに気がついた。手稲山に登ったことがある方が聞いたら、「どこで迷うのか?」と疑問に思われるかもしれな

          遭難して気がついたこと