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【体験談】ストレスで病気になった【番外編】セカンドオピニオン

この記事はあくまで個人の体験談です。症状や経過については個人差があります。また、医療関係者による監修は入っておりません。ご了承ください。※

会社に行き、めまいや食欲不振等で体調が悪くなって休み、また会社に行く。そんなサイクルで体調改善の兆しは見えず。主治医も『うーん… なんでしょうね、ストレスの原因は』としか、わたしに問えなくなっている状態。現状維持どころか体調が悪くなるたび体力が削られていて、ちょっとずつ後退している感じがしていました。

そんなわたしの姿を見て心配してくれる同僚、メンタルヘルスについて理解ある上司に『セカンドオピニオンを受けてみたら?』と言われました。そうですよね。違う専門医の意見を聞いてみたら、前進できる方法があるかもしれない。でも。実はなんとなく、こう言われるだろうと想像できている部分もあって、セカンドオピニオンには後ろ向きでした。

もしかしたら、もしかしたら。想像していなかった別角度の意見が聞ける… かもしれない。過度に期待せず、受けるだけ受けてみよう。

そこで主治医に「セカンドオピニオンを受けてみたいので、紹介状書いていただけませんか?」と勇気を出して言いました。ムッとされないかな… ドキドキ…

『わかりました』

よかった~(よかったもなにも、ダメですなんて言う医師いないよね。いたらヤダよ)そして、1週間で紹介状を作ってもらいました。
いざ、セカンドオピニオン!

電話予約をして、初めての病院へ紹介状を提出。いくつか質問をされて、30分後。
『うつ病ですね。薬を増やして飲み続ければ治りますよ。あと2,3年はかかると思うけど。』

… はい、出ました。うつ病と増薬。
そう来ると思ってたんです。想像どおりでした。うーん… 本当に??

そして『次の人がいるから、この辺で』と、診察が終わってしまいました。

結果を持ち帰り、主治医と話し合いました。

●主治医の見解:毎度の診察時、わたしは気分の落ち込みなどはあまり訴えず、身体症状を中心に話す。落ち込み方は重度ではないため、抑うつ状態。

●セカンドの見解:抑うつ症状が長期継続しており、日常生活もままならないため、うつ病。

『今後の治療は、どうしたいですか?』と主治医に言われ、わたしは「今のままの治療方針で続けます」と言いました。理由は1つ。薬を増やしたくなかった。主治医は『わかりました』と了承しました。

わたしの場合、薬は対症療法でしかないと自分の体で知ってしまったのです。薬で治るではなく”良くなったように見える” その場しのぎ。薬を増やしても いつかは薬を減らす時が来るわけで、そうしたら増やした分、余計に減らすのが辛くなっちゃうんじゃない? と、”わたしは”考えたのです。(※この選択がベターだったのかは、今でもわかりませんし、この先も多分わからないと思います。)

セカンドオピニオンを受けても治療方針は変えず。意味なかったかなぁ。医師選びを間違ったか...? まぁ、いいや。また、ぼちぼち考えよう。焦っても仕方ない。


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