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″春先の頭痛″を軽減したい方が知っておきたいこと”3選”

こんにちは。

久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。

今日のテーマは「″春先の頭痛″を軽減したい方が知っておきたいこと”3選”」です。
※本noteは毎週水曜日発行となります

今日まで良い天気のようですが、明日からは「菜種梅雨」のようですね。。(^-^;

桜が満開になる前で良かったですが、菜種梅雨が明けたころに満開を迎えると思います。

ちょうど幸手の権現堂の桜祭りが菜種梅雨明けちょっと前に開催されるので、タイミング的にはベストですね(^^)

そこを楽しみに少しの間、我慢していければと思います。

さて、そんな今回は春先に増加傾向のある「頭痛」について記していきます。

・頭痛に悩まされている方は○○万人!?


春先になると「頭痛」を感じる方が多いと思います。

気温差や気圧差が主な原因ですが、年度末による多忙も重なって、さらには環境の変化による精神的な疲れが原因になることもあるようです。

頭痛に悩まされている方の数は、

「3200〜3300万人」

と言われています。

日本人全体の約三分の一の方が頭痛に悩まされているということですね。

頭痛にも様々な種類がありますが、これだけ多くの方が悩まされているとなると対処法を知っておくことはすごく重要になります。

掘り下げて見て行きましょう。

・頭痛の種類は○○と○○!?


頭痛は大きく二つに分かれます。

一つは原因となる病気がないのに頭痛を繰り返す「慢性頭痛」、もう一つはなんらかの病気によって生じる「二次性頭痛」です。

このうち「慢性頭痛」はさらに以下の3つに分類されます。

①偏頭痛
→ズキンズキンと痛む頭痛

②緊張性頭痛
→ぐーっと締め付けられるような頭痛

③郡発頭痛
→目の奥が痛む頭痛

これらの種類によって対処法が異なります。

まずは「慢性頭痛」なのか「二次性頭痛」なのかを見極めること。

そして、「二次性頭痛」であれば治療を、「慢性頭痛」であれば種類に応じた対処法を行って行きましょう。

・慢性頭痛の主な原因は〇〇!?


慢性頭痛のうち「偏頭痛」の主な原因として考えられているのが、

「脳の血管の拡張」

です。

脳の血管がなんらかの原因で拡張することによって、血管付近の痛みを感じる神経を通じて痛みを感じるという流れです。

そのため「ズキンズキン」と脈を打つように痛むわけですね。

気圧の変化や気温の変化によって、知らず知らずのうちに血管の拡張が起こると痛み出したりします。

なので、雨の日や季節の変わり目に多い頭痛と言えます。

続いて「緊張性頭痛」の主な原因として考えられているのが、

「首〜肩の筋肉の拘縮」

です。

これは普段の姿勢や身体の使い方によって起こります。

寒さで肩をすくむ動きが増えたり、デスクワークで常に首〜肩への負担が大きかったり、などなど首〜肩周りの筋肉が硬くなることが主な原因です。

最後の「郡発頭痛」に関してはこれといった原因がよくわかっていないのが現状です。

目の疲れなどが誘発しているとの考え方もありますので、目の疲れを取ってあげることが間接的な対処法となります。

・頭痛を軽減するためには○○と○○を改善するのがポイント!?


ここからは頭痛を軽減するために必要なポイントについて記して行きます。

①「脳への血流」を正常にする

「脳への血流」を考える上で一つのポイントとなるのが、、

「環椎(かんつい)」

です。 

「環椎」とは、、

椎骨のうち一番頭の近くにある骨、第一頸椎のこと。

です。

環椎がずれると、、

①椎骨動脈を圧迫し、脳への血流量が下がる
②身体の重心が悪くなり、それをかばって筋肉のバランスが崩れる

など、さまざまな不調の原因になると言われています。

「環椎」がずれる原因としては、、

・かみ合わせの悪さ

・前かがみの姿勢の継続

・首~肩にかけての慢性的な筋肉疲労

・合わないまくらを使っている

・ラグビー、レスリングなどのコンタクトスポーツによるもの

などが挙げられます。

鏡で見たときに、耳の高さが左右で違う場合、環椎がずれていることが多いです。

「環椎」のセルフケア方法は以下の2つです。

①環椎周辺の筋肉を緩める
→テニスボール2つをサランラップなどで固定したものを用意する
→首の付け根(耳の後ろ辺り)にあてて仰向けに寝る(薄い本などを敷いて、ボールがすべらないようにするとGood!)
→1分間キープ

②環椎に動きをつける
→両手の親指を首の付け根(環椎の位置)に当てる
→指を当てたまま首を左右にゆっくり回旋する
→気持ち良い程度の加減で、左右5秒ずつキープ
→これを3セット繰り返す

タイミングとしては、入浴後や起床後、食後が良いと思います。

これは、かみ合わせがずれることで環椎がずれることが多いため、寝ている間の歯ぎしりや食事の際の咀嚼でずれが生じてしまっている可能性があるからです。

頭痛を改善する上で重要なポイントの一つですので、まずはここから見ていけると良いのではないかと思います。

②呼吸を改善する

胸椎~胸郭の動きが悪くなることによる呼吸の不具合はダイレクトに頭痛に関わっています。

胸椎~胸郭がかたまってしまい呼吸が浅くなると、血液内の酸素量が減ってしまい、「頭痛」が起こりやすくなると言われています。

いわゆる「酸欠」状態になるということですね。

流れは以下です。

→胸椎~胸郭がかたくなる

→呼吸が浅くなる

→血液内の酸素量が減る

→脳への酸素供給量が減る

→頭痛の発生

という流れですね。

また、交感神経と副交感神経のバランスを整える意味でも「呼吸」は超重要です。

呼吸は大きく2つに分けられます。

①横隔膜呼吸(いわゆる腹式呼吸)

②肋間筋呼吸(いわゆる胸式呼吸)

”お腹を大きくふくらます”か”胸を大きくふくらますか”の違いですが、使っている筋肉が異なります。

横隔膜とは、、

胸腔と腹腔の境界にある筋板のこと。横隔膜の上に肺、右下に肝臓、左下に胃が接着している。

です。

続いて、肋間筋とは、、

肋骨と肋骨に間にある筋肉のこと。

です。

「横隔膜呼吸」にせよ「肋間筋呼吸」にせよ、この二つの筋が正常に動かないと正しい呼吸をすることは難しいと言われています。

呼吸を改善したい場合は、上記の2つのポイントを改善する必要があるということですね。

横隔膜と肋間筋へのセルフケア方法は以下です。

○横隔膜へのアプローチ
→仰向けで寝る
→肋骨のきわの部分に4指をあてる
→息を吐いた時にきわにあてていた指を内側に押し込む
→息を吸った時に指を離す
→これを10回繰り返す

○肋間筋へのアプローチ
→横向きで寝る
→上にくる方の肋骨と肋骨の間を中指でさわる
→軽くグリグリして痛みや効いている感じのする場所を見つける
→場所が決まったらそこに中指をあてる
→息を吸った時にあてていた指を軽く押し込む
→息を吐いた時に指を離す
→これを10回繰り返す
→反対側でも行う

という感じです。

「環椎のケア」に続き「呼吸の改善」も頭痛を緩和するためには必要な要素ということです。

・まとめ


今回は頭痛についてまとめ的な内容を記しましたが、いかがだったでしょうか?

季節の変わり目や明日から始まる「菜種梅雨」のように雨の日が多いと「偏頭痛」が多くなります。

また、デスクワークやスマホの使い過ぎなどの首〜肩の負担からは「緊張性頭痛」が多くなります。

今のタイミングはどちらも増えているので、相対的に頭痛を訴える方が増えているということですね。

今回の内容が頭痛でお悩みの方へ少しでも役に立っていれば幸いです。

以下のブログでは、こうした健康豆知識を毎日更新しておりますので、是非ご覧になって下さい↓↓↓

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

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