解放されたいなら現代アート
最近、現代アートに興味が出てきた。アートについては以前記事にしたけれど、性懲りもなくまた書こうとしている。
これまでは現代アートよりも写実絵画に興味があったが、描き写すだけの作業に物足りなさを感じてきたようだ。
現代アートには自由と解放があるといっておきたい。
先日、大阪中之島美術館で現代アート展をやっていることを知って観に行った
写実絵画ばかりを観ていた頃なら、おそらく観に行かないか、行ったとしても素通りしていただろう。
現代アートには「わーキレ〰︎❤️」といった感覚はないが楽しさがある。
表現していく面白さについて少しわかってきたせいか、現代アートを観ていると自由になる気がする。
発想の楽しさや視点の違いが固定観念を変更させ新たな気づきをもたらすからかもしれない。
草間彌生さんの作品からは「解放」が私にもたらされた。
生理学的にはそれらの刺激が脳の可塑的変化をもたらすのだろう。
アートに存在する思考を促すものとは何だろうと考えていると楽しい。
人間が生み出すものを人間が理解しようとする。それはこれまでにはなかった自分に出会うことでもある。
生きていく上で、何の課題もない人にはつまらない世界かもしれないが、何かの課題がある人はぜひ現代アートにふれることをお勧めする。きっと感じる何かがある。
中之島美術館をあとにして大阪梅田方面へ歩いていくとこういった人工物に出会う。これが都会の風景だ。
大阪の街はまだまだ暑く汗が吐き出そうとする。
大阪北新地の方角へ向かって歩いていると急に涼しさを感じる場所がある。それは「新ダイビル」付近である。
大阪では滅多に見ることのない緑や土。
巷では、「暑い」「暑くなる」「今日は◯度」としつこいくらい騒ぐが、肝腎要の「どうやれば涼しくなるか」ということを言わない。得意の専門家任せはこの時にテレビに出てきて欲しい。
山を切り刻んで太陽光パネルを建設することはするが涼しさに貢献する建設はしないのだ。金にならないからだと推察している。
この「新ダイビル」の存在は、どうやれば涼しくなるかのヒントにならないだろうか。
アートのお陰で発想がたくさん湧きまくっている。