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心理: 人は常に思い考えている

日常生活をおくるうえで片時も考えない、思わないというのはない。常に脳内では活動を繰り返している。

その働きが止まることや故障があれば異常事態なのだ。
考えることは生きるうえでも、とても大切だと考えられるでうまく取り扱う必要があると思う。

先日、大雪に見舞われた。車中、頭の中はこんなことになっていたので読んで欲しい。

『大雪になる前日から「明日、雪の中を車で走るのは嫌だなぁ」と思った。
早く出発した方がいいと考えて、予定を変えた。
当日は雨だった。雪に変わるのはいつだろうと考えて天気予報を見た。
雪になる前に出たいと思った。まだ大丈夫だと思い、片づけをしてから車に向かおうとしたら、もう雪だった。もっと早く出ていればと思った。
道はもう白い。タイヤが滑るだろうと考えて速度を抑えた。
信号は赤だ。前のトラックのタイヤに目を向けると、ノーマルタイヤだ。バカなのかと思ったが、事故を考えて車間を広くとった。
高速道路に向かった。合流付近は吹雪で前が見えないので怖いと思った。他の車も同じだと考え、ウインカーは早めに点けてわかりやすくした。
前方の車に追いついてしまった。遅いなと思った。
速度は40キロ。60キロなら滑らないのにと思ったが、車間距離を考えてアクセルを緩めた。
猛吹雪になってきた。前が見えないので、このままだと激突するのでないかと考えて、さらに車間距離を空けた。
安全だと考えられるまでアクセルを緩めた。これなら大丈夫だと思った。
速度は35キロだった。我慢するしかないと思った。』

というように、人間は生活や生きる上で、常に思い、考えている。
それらは経験、知識、推論、予測を土台に、不安、恐怖、期待、思い込みによって判断、判定して行動へつなげていくものだ。
ふと思ったことに思考を加えていくことが多い。

思いは主観的で個人差が大きいが、思考は技術的なものが多く占める。変更可能だ。
思いは経験や性質に強く関与しているので変更は難しい。

しかし、思考はそのことを変更させる可能性がある。成功体験を加えることができるからだ。

ぼくの雪道でのエピソードは実話であるが、思いに対して、思考法や知識、経験、予測、推論で対応していることがわかる。

うまくゴールすれば成功体験となり新たな体験への土台となるだろう。

雪道の中で「怖い、怖い」と頭の中でいろいろ思っているだけで何もしないのなら、どう行動するべきかを考えていないということになる。
思いが渋滞しているのだ。流れを作らないと解決しない。それは思考によって生まれるものだ。

体験して考え、考えて体験しての繰り返しだ。

noteで書いている人ならわかるはずだ。投稿する時と同じなのだ。出たとこ勝負でもある。

難しいことは何もない。