ニッポン女子よ、そのオーストラリア人に己の穴を貸すな。3
『友だちでいたいから、そういう話はもうやめよう』
彼と吉祥寺でお茶をすることになり、私の想いを正直に告げた。彼は驚いた様子で、『友だちではなく親密な関係を望んでいる』と私に言ってきたが、私はそれを拒否。『それなら…もう会わないほうが良いかも』――彼にそう告げると、彼の表情は一気に曇り、目の奥が濁った。
その日の夜はなんとかその場を穏便に済ませて帰宅。だが、すぐに彼から電話があった。『友だちの関係で良いからまた会いたい』というもので、私は(それなら…)と思い、了承。次は原宿