ニッポン女子よ、そのオーストラリア人に己の穴を貸すな。3

『友だちでいたいから、そういう話はもうやめよう』

彼と吉祥寺でお茶をすることになり、私の想いを正直に告げた。彼は驚いた様子で、『友だちではなく親密な関係を望んでいる』と私に言ってきたが、私はそれを拒否。『それなら…もう会わないほうが良いかも』――彼にそう告げると、彼の表情は一気に曇り、目の奥が濁った。

その日の夜はなんとかその場を穏便に済ませて帰宅。だが、すぐに彼から電話があった。『友だちの関係で良いからまた会いたい』というもので、私は(それなら…)と思い、了承。次は原宿で会うことになったのだが、ここで事態は急展開を迎える。

さて、当日。友だちとして会うと約束したものの、彼のボディタッチが激しいことに違和感を覚えた私。その居心地の悪さに居た堪れなくなった私は、『友だち同士はこんなにボディタッチしないよ』となんとかかわそうとした。しかし彼は『そんな約束はもう忘れた』と、必要以上に距離を詰めようとしてきたのである。

(こいつ…さては日本人の女をナメとるな??)

そう感じた私は、『やっぱり会うべきじゃなかった』と告げそそくさとその場を後にした。数分後――彼から怒涛の怒りのLINEが送られてきた。そして私はこの時、彼の隠された本性を知ることなった。

彼が怒りに身を任せ、LINEを送ってきた内容は以下である。

・彼はこれまでアジアを中心とした各国で約300人の女性と寝てきた。

・その内の1人が彼の子どもを妊娠。シリアスな関係ではなかったから結婚はしなかったけれど、いつか子どもが欲しいと思っていたので産んでもらった。(ご丁寧に息子の写真も送ってきた)

・彼の中で徐々に『世界中に自分の子孫を残したい』という欲望が湧きはじめ、子どもを産んでくれそうな手頃な日本人女性を探していた。

▼ 他にも…

・彼曰く『英語を教えてほしい』といって外国人に近づいてくる女性は、一部から『Eigo-chan』と呼ばれており、お前(私)みたいにEigo-chanの上ヤラせない女はサイアクだ――と罵ってきた。(ちなみに、最初に近づいてきたのは彼のほう。私は純粋に彼と友だちになりたかった)

・この2週間の間でも、2人の日本人女性と寝た。そして裸の写真も撮らせてもらった。(顔は隠していたが、ご丁寧にその2人の写真も送ってきた)

・俺はもうお前とは連絡を取るつもりは無いけど、最後にお前も裸の写真を送ってこい――と脅迫じみた内容を送ってきた。

・俺はもうお前と会うつもりは無いけど、お前が望むなら小作りは手伝ってやる――と提案してきた。

ちなみにここで改めて言っておくが…これはウソ偽りのない、すべて実話である。

(つづく)

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