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地域の猫活

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飼い主の居ない猫達の記録
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2021年9月の記事一覧

リサーチは続く、そして

リサーチは続く、そして

気づいたら昨日は床で寝てました。
眠い。

餌やりさんのお宅に1組の親子達が来ていることを知ってから、TNR(不妊去勢手術してリリース)を始めて、はやひと月。

その餌やりさんは、高齢者。初めはいきなりやってきた人間に警戒していましたが、良く言えば大らかな方で、話して行くうちに、自由に来て捕獲して良いと言われ、掛かる費用も全てではないにしろ、いただけました。
ただ、悪く言えば適当な所もあって、買っ

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窓の明かりや、色んな家からする夕飯の香りの中、暗い外に捕獲器を置いて猫が入るのを待つ。この時間が外にいる野良猫達の気持ちに近くなれる気がする。その明るさは家の中の人だけのもの。満月が綺麗だなと見上げたら、今日は中秋の名月だとか。暑くも寒くもなく、安心する、ほんのひと時の時間。

猫活

猫活

暫く休んではいたものの、まとまった猫のTNRをする事となりました。それにしても、道路をはさんで向こう側の住宅街の方達は、猫の存在は把握していながら今まで誰も何もしてこなかったようです。
お住まいの自治体が地域猫など、飼い主のいない猫との共生を掲げている場合、そちらに問い合わせをすれば、地域のベテランのボランティアさんを紹介してくれたり、色々と指導してくれることが多いのですが、調べてその先にいけない

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猫リサーチでは、知らないご近所さんと繋がれるものだ。でも、毎年子猫が増えてる事知ってて何もせず、協力はできないけど捕獲の時は敷地をどうぞ自由に使ってと言われる虚しさ。向こう岸に住む私達が手術に懸命になって見たこともない猫達を捕まえては、リリースに心痛めるのだ。