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詩の昼寝

僕の詩には
血が宿っている
太陽に透かせば
真っ赤な血潮が
脈打っている

どうにかして僕は
この詩に悲しみを与えてやろうとする

だのに僕の詩は
なんにも言わない

詩は行間の間で
ぐっすりと眠り
眠気まなこで
真理を欠伸するだけ

僕の詩には
血が宿っている
太陽に透かせば
真っ赤な血潮が
脈打っている

真っ青な空が嫉妬して
橙色に霞んできた

だのに僕の詩は
なんにも言わない

なんにも語らず
なんと行間で昼寝をしだした

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