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弾丸でリガ/Rigaに行ってきた話*

2024年2月の終わりに訪れた街、ラトビアはリガ。

今回の目的は旅と言うよりも元同僚に会うため。
最近この街に住み始めたとか。
どのくらいここに住むのか決めていなかったようで、この機会を逃すと次はいつどこで会えるのか分からないとのこと。
それならば、と言わんばかりにお休み取って、会いに行って来ました!
ほぼ無計画で、お喋りばっかりしていた記憶が強いけど
もちろんちゃんと観光もしたので、さっそく備忘録!




リガ/Rigaってどこ??どんなところ?

同僚が住んでるって聞くまで何処のなにか知らなかったー。
という事で少しお勉強しました!
北ヨーロッパにあるラトビア共和国/Latvijas Republika、通称ラトビア。フィンランド、エストニア、リトアニアと共にバルト海東岸に位置する国の1つで首都がリガ/Riga
エストニア、リトアニアを含めた”バルト三国”と称される事も多くて、1940年のソ連崩壊と共に独立”回復”宣言をしたけど、ラトビアは1990年に宣言したそう。

地図上でみると、そうロシアのお隣なのです。(ご時世的に気になるよね)国旗はカーマインと言う紫味のある赤色と白を使ったなんだか洒落た色味の組み合わせ。別名”ラトビアンレッド”とも指す独特な色なのだとか。
1990年の独立時に制定されたもの。

これがラトビアの国旗!個人的に好きな色合い

首都リガについてもう少し詳しく調べてみると、、
”バルト海の真珠”と讃えられる美しい港町で、旧市街は”リガ歴史地区”として世界遺産の登録がある。
”ドイツよりもドイツらしい”と言われる程中世のドイツらしさが残っているのは、ドイツ人によって都市の基礎が形作られたという歴史ゆえらしい。
四季がはっきりしていて、本来なら雪がまだ降ってる季節なのだけど、私が訪れた前の週お天気が非常に良く、溶けてしまったんだとか。
雪、全く無かった!
日陰の雪も綺麗に無かったから、ぽかぽか陽気だったことが伺える。
とは言っても気温は日中でも零度前後。防寒対策バッチリで訪れたよ。

EUに加盟しているので通貨はユーロ。便利ね!
基本はキャッシュレスでいけるけど、1箇所中央市場の外にあるおぼあちゃんが個人で編み物売っていたお店だけキャッシュ必要だったな。

フライトはRyan Airで予約。

ロンドンーリガの直行便があったのでこちらを利用して現地入り。
もう搭乗口までの道のり、去年何往復したことか、、
と思い返させずにはいられないお馴染みのスタンスステッド空港笑。
はいはい、免税店過ぎてももう後20分はかかるよね、と慣れたもんでした。
ロンドンとは2時間の時差があるので、到着した時一瞬びっくりしたけど、フライト時間としては2時間半弱の空の旅。


訪れたところ

2泊3日の滞在で初日は夜に到着したので、自由に動けたのは1日半程。
街の中心に今回のお目当ての場所は固まっていたので、ゆっくりのんびり観光する事が出来た。友人宅から街の中心部へ行くのに、バス?トラム?に乗っただけで、あとは徒歩にて観光。


リガ中央市場/Rīgas Centrāltirgus

旅行に行くと、必ずその土地のマーケットを散策したくなるようになった。物価の相場も見れて、ローカルな気分に浸れるし賑わっている感じも好き。そして今回のこの場所はしっかり観光客向けでもありそうな雰囲気、と言いつつも地元民も日用品の調達に来ているなんと勝手の良い市場。
大きな半円型の建物が4つ、中でも繋がっており、1度入れば外にでることなく完結できる空間に。これは寒い国あるあるなのかな、便利!
建物ごとに販売しているものが分かれていたので、わかりやすい。野菜、新鮮なお肉や海鮮類、小物や雑貨、簡易的なコンビニまでここにくれば日用品は間違いなく揃う場所!ちょっとしたお土産屋さんもあったりして良き。


Market Latgale/Krāmu tirgus "LATGALE"

駐車場みたいな場所の一角を骨董品市にして展開している所!”マーケット”と地図だったか検索だったか、調べたら出てきたので行ってみることに。商売っ気があった先ほどの中央市場に比べると質素で、むしろ地元民が困ったら行って欲しいもの見つかる!的な雰囲気漂いまくり。(←伝われ!笑)
所狭しと身体の3倍くらいに積み上げられた本、食器、靴、鞄、その他雑貨類、などなどあらゆる物が売られていた。通えば掘り出し物とか出てきそうななんとも私の好みの渋い場所だった。

このごちゃごちゃ感がたまらん!


自由の記念碑/Brīvības piemineklis

タイミング良く、記念碑の前で見回りの行進?の時間と重なり見学が出来た。と言っても、ロンドンのような大規模のものではなく、衛兵2人が碑の前を行進しているのを眺めて終わり、みたいな感じ。
まあでもいるのといないのとでは雰囲気やっぱり違ったな~と思う。

画像右下、行進してるのみえるかな?


三人兄弟の家/Trīs Brāļi

リガの観光について調べた時に真っ先に出てきたのがこちら。
三連を成すリガの典型的な建物で、それぞれ建てられた時代が違ってのちに”兄弟”の名で呼ばれるようになったとか。向かって右から15世紀、真ん中が17世紀、最後が17世紀末。
中は現在ラトビア建築博物館となっていて見学することが可能。


ブラックヘッドハウス/Melngalvju nams

14世紀に建てられたゴシック様式の建物。
中世におけるバルト海沿岸諸都市の貿易商人のなかでも、独身男性で構成された集まりのことを指し、こちらはパーティーやコンサートの開催場所としてわれていた。第二次世界大戦の爆撃で1度は崩壊したものの再建され、現在の形となっているみたい。

青空とのコントラストが素敵だった


ショッピングセンターオリゴ/ Origo, tirdzniecības centrs

ちょいっと休憩がてら、に寄って見たショッピングセンター!
そこまでドでかい感じでもなく中規模な大きさもまたいい感じ。
もう本当海外のその辺にあるようなショッピングセンターって感じで、チェーン店も展開はあったけど全然知らない服屋さんも結構あったり。それはそれで見ごたえがあった。あとは本屋さんみかけたらついつい入っちゃうんだけど、今回は売っている本が当たり前にラトビア語ばかりで新鮮!


リガ大聖堂/Rīgas Doms

ここはなんと言っても、1883年に造られた約7000本のパイプを持つパイプオルガンが有名。現在は世界で4番目に大きなものなんだとか。毎日12:00になるとパイプオルガンの演奏会があり、”リガ大聖堂のパイプオルガンを聴かずして、リガに来た意味がない”と言われているくらい。もちろんそんな情報を得たら12時目掛けて行くしかないよね!訪れたのは月曜日。
なんと!
冬季は週末?にしか開催していないんだとか。。しかも15時?だったかな。昨日日曜日のその時間近くに居たわあああと思いながら、訪問する理由がまた1つ増えましたとさ。笑



次回はここも行きたい!

友達に会いに行って直接近況を話し合う事が出来ただけでもすごくいい訪問になったのだけど、とっても素敵な街だったから時間を作ってまた訪れたいと思えた。そして今回は徒歩圏内の観光だったけど次回は少し遠出も出来る時間を作りたい!
という事で、観光先調べてる最中、帰る空港に向かうバスの中などなどここ行きたい!と気づいた時にはもう遅く、、次回の訪問先を先取りメモっとく事に!


ラトビア野外民族博物館/Latvijas Etnogrāfiskais brīvdabas muzejs

”リガ 観光”みたいな感じでちゃんと調べたら出てきた観光スポット!
名前の通り野外施設でラトビアの昔ながらの生活が見られるそう。スタッフの人達が伝統的な装いをしているのも雰囲気抜群。
夏には民芸品市がここで開催されているらしい。時期を変えてますます来たくなる!!


ラトビア国立図書館/Latvijas Nacionālā bibliotēka

https://www.lnb.lv/en/

空港へ向かうバスの中で、とっても素敵なそして不思議な外観の建物を発見。調べてみると国立図書館だったことが判明!もちろん地元民も観光客も誰でも入れて、上の階は有料の科学館?があるんだとか。
もっと調べると沢山室内の綺麗な写真も出てきて、太陽の光が室内を照らす、そんな設計になっているんだとか。北にいけば行く程太陽の光の暖かさが染みるよね。素敵なのは外だけじゃないんだなあ、と。もうすでに行きたい気持ち沢山!


ラトビア鉄道歴史博物館/Latvijas dzelzceļa vēstures muzejs

https://www.railwaymuseum.lv/

こちらも空港へ向かう途中、バス車内から発見。野外の施設が一部見え、もともと実際に使われていたのではないかな、という雰囲気たっぷりのリアルなもので規模感も大きそうだった。


そんな感じで2泊3日のリガ旅はとてもゆったりと、でもでも充実しまくりの時間を過ごす事が出来た!
さて次の旅路はどこになるのかな、続きはまたあとで。


Please look after this bear, Thank you!