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GWのヨーロッパ旅行が最高すぎた話*オーストリア編

そうなんです、もうタイトル通りで何も言えない…
絶賛脱力中ながら、備忘録を続けたくて執筆頑張った。

今回は、オーストリア滞在時のお話しを中心に。
出発前の旅の予約の事とかを書いた”出発前編”も是非参考までにどうぞ。


今回は書き方のスタイルを少し細かくして、日ごと書いていこうかな。
と言うのも、最近1人旅ばかりで本当気ままに
ふらっと、あっち行って~
こっち行って~
やっぱりここもう1回みて~笑
好きな所に好きなだけ時間をかけて、みたいなのが多かった。
まあ結果似たような旅なんだけど笑、やっぱり誰かと一緒に旅して、共感できるのっていい!楽しいわあ!!って再確認できたのでその時のエピソードも書けたらな、と思って。

そんな感じー!



オーストリアで訪れた都市は2か所。
ハルシュタットウィーン
感覚的になんだけど、アジア圏からだとウィーンに入るのが安いのかな?ヨーロッパの玄関口のような。まあ確かに距離も一気に近くなるしそこから四方八方何処でも行けそう。去年友人がヨーロッパ訪問の際も、安い航空券探してウィーンに到着してたなあ。

振り返るともう1か月以上前のお話になるけど、意外と鮮明に覚えてるもんだね。書けば書くだけ、あーあの時のこんな事、あんな事!って出てくるから、終わらない笑

そんな色濃く過ごした2024年GW旅、良かったらどうぞ。


4月25日(木)ウィーン→ハルシュタット

この日は頑張って頑張って大移動。
友人は日本時間24日の朝から合計28時間(台湾の滞在12時間含む)かけて、私も早朝から飛行機移動があり、ウィーンで久しぶりの再会を果たし、さらに列車でハルシュタットまで向かった。
途中乗換があって、重たいスーツケースを引いて10分も乗継時間ない中、ホーム移動をしなきゃいけなかったのでなかなか不安だったけど、無事成功!

ウィーン→ハルシュタットの列車時間

のどかな景色が続く中、車内ではなんでこんなに話尽きないんだろうっていうくらいエンドレスなお喋り(&私は少々お昼寝タイム)。普段から電話でちょくちょく会話してるからご無沙汰感もなく、お互い近況は分かっているはずなのにさすが女子よね。持ってきてくれた日本のお菓子を頂きながらあっという間の3時間の列車旅。

ハルシュタット駅に到着後はまず船で向こう岸へ。
OBB鉄道が列車時間に合わせて船も運行しているので、時間の心配は不要。ただ長時間の列車旅を降りた後、新鮮な空気を吸ってほのぼいる時間はそれほどなく、船へ直行する感じ。

だんだんと近づくハルシュタットの街並みにわくわくしながら、写真を撮ったり、短い船旅?と呼んでいいのか笑、楽しんでいる間にすぐ到着!
乗船時間は15分ほど。

到着後、まず滞在先にチェックインを済ませてからお散歩することに。
2連泊でお世話になったのがこちら。

ハルシュタットの中心部に位置する宿泊施設。ホテルタイプの部屋とアパートメントタイプ(キッチンとか備わっていて暮らしてる感をさらに味わえるタイプ)のものを展開。アパートメントタイプのペントハウスをチョイス。
もうね、最&高!
場所、完璧
施設、完璧
癒し、完璧
建物自体は3階建て?位の大きさなんだけど、最上階湖に泊まったので、部屋の窓から湖畔一面に景色が広がって、もう最高。

時の流れが止まったように静かに流れる時間。

朝は鳥の囀りなんか聞いてコーヒー飲んで、夜は満点の星空を眺められたりしてね。

宿泊施設を後に16時過ぎくらいから町並み散策のお散歩へ。

今回の宿泊先は①のあたり

ハルシュタット内散策は半日もあれば可能。
まだたっぷり時間もあるしという事で今日は軽めの散策。途中、ないと思ってたスーパーも発見して朝ごはんとか食料を少し調達。
上の地図はここから引用。

なんか宿泊のレビューしか出てこないんだけど、、
夕食はこちらのホテルのレストランで。

魚料理とリゾット食べたんだけど、美味しかった!
朝は家でる前にヨーグルト、お昼は大きめサンドイッチを軽く列車の中で済ませただけだったので、本日唯一のきちんとご飯。
とっても浸みた~。

最後お会計の時のエピソード。
オーストリアって事前情報でチップ、いらないと思ってた。前回旅行した時も会計時にチップ追加出来るよ、の選択があるけどサービスチャージは既に入ってたし。なのに今回会計終わった後にチップをせびってくるウエイターがいて、まあワイン良いの教えてもらったり、お勧めのサイダーも提供してもらえて、、って感じなくらいだったんだけど結構しつこくて正直驚いた。
気持ちよくご飯食べ終えたしそのままいい気分で帰りたかったから少しだけ渡して退散することに笑
もらったレシートにもちゃんとサービスチャージ入っていたのを確認したので、なんとも謎な一幕でした。

翌朝岩塩ツアー観光に向かう途中、そのウエイターさんが歩きタバコしながら出勤していく姿ですれ違ったのはここだけの秘密笑


4月26日(金)ハルシュタット

ほぼ計画を立てずに旅している私たち。
でも私が前回ハルシュタット訪れた時に行けなかったから、ここ絶対行きたい!という事で午前中は岩塩ツアーに参加してきた。

ここね、朝一番で行って正解!
というのも、今回10時前に着いて、終わったが13時過ぎ。帰り際にみた入口のチケットの列とロープウェイの列が半端じゃなく行列だったの。

まずチケット購入してロープウェイで上まで上がっていき、そこには展望台やカフェが併設されていてハルシュタットの街並みを上から見下ろす事が出来るスポットが。そこから岩塩抗ツアーの入り口まで15分くらい山道散策。オーディオガイドアプリがあって、説明聞きながら進めるんだけど、1から10まで全部聞いて歩こうとしたら今日中に帰られなさそうという事に気づき途中スキップ!!!!!
建物に入ると作業着に着替え、岩塩抗を探検する形でツアーは進められていく。時間で区切っていたのか、人数なのかよく分からなかったけど、1ツアー20~30人弱な感じ。ガイドのお姉さんが英語とドイツ語で解説してくれるのだけれど、発音の癖強すぎてどこから英語始まったのか終始迷子笑
そしてこのツアーがね、想像より見ごたえがあって興味深かった。
ツアー以外はゆっくり自分たちのペースで進んで、下のロープウェイに戻ってくるまで3時間半。時計見たらお昼過ぎていて、驚いた!終わってみてどっと体力使った事に気づいたわ。

そしてタイミング良くイギリスはカーディフから合流のもう1人もハルシュタット”到着!”と連絡が来たのでお昼食べに落ち合う事に。

お昼は広場で軽くピザとトマトスープをシェア~

午後はお店をみたり民家の中にある教会を散策したり、、
お墓のデコレーションがとっても可愛くて素敵だったのが印象的。

1日中歩き回って観光したら、ゆっくりしたい気分になったので
この日は部屋で夕食を。THE適当飯。
日本から持ってきてくれた素麺に海苔&バケットにチーズとサラミのせ。
食後のおやつはドライ納豆とイギリスからのショートブレット!
なんとも変な組み合わせ過ぎて文字にすると微妙だけど、そんな事も楽しいからなんでもあり!


4月27日(土)ハルシュタット→ウィーン

この日の始まりはゆっくり。
出発まで時間があったのでお散歩がてら散策。街のど真ん中に泊まってると、こういう事も出来ちゃうのもいい!

列車が11:07発だけど、行きと同じで向こう岸に渡る必要がある。
列車に間に合うようにいい時間(今回は10:45発)にOBO鉄道が船を出してくれるのでそちらに乗船。
3時間かけてウィーンへ戻る列車旅、帰り道は半分くらいお昼寝タイム。

ハルシュタット→ウィーンの列車時間

中央駅から地下鉄1本乗って、ウィーンでの滞在先へ。

もうね、素敵すぎて1泊しか出来なかったのが悔やまれる。このホテルを選んだのは単純に”ウィーン国立歌劇場”に近かったから。でも予想外に良すぎて、ウィーンに戻ってくる際はまたここに泊まりたいと思えるホテル。
建物自体は古いけど、改装されていたり清潔に保たれているからその辺は何とも感じないし、立地は観光地の中心というよりは劇場街なので少しだけ歩くけど、お散歩していると新しい発見もあるしね!
部屋の中にミニバーがあったりする内装も素敵だった!

さ、チェックインを済ませたところで腹ペコに。
そしてこれまた美味しいレストランがホテルの目の前にちゃんとあるの。さすがこのエリアって感じ!オーストラリア料理をしっかり堪能。
ビールの大きさ間違えて、小さい1杯では足りず2杯目飲んでいい気分。

だいぶ遅いお昼?(早い夕食と呼ぶべきか?笑)の後は、目の前のスーパーへ寄ってホテルへ。まだ17時。ん?大分早いお戻りです。
いえいえ、この日はこの後、これが待っているのです。

はい、私的に今回、この旅1番のメインイベント

”ウィーン国立歌劇場でバレエ鑑賞”
演目:椿姫(つばきひめ)

ちゃんとドレスアップしてメイクしてわくわく連れて行ってきたよう!
事前知識もきちんと入れていったからそのあたりも楽しめた。
2階席を選んだんだけど(※予約の詳細は出発編参照)、座席は個室仕様になっていて、真下にオーケストラ&目の前にステージ、というとっておきの席で鑑賞する事が出来た!
今回3部制になっていたので2回休憩があった。この時は必ず席を立ってうろうろするのをお勧め!というのも劇場内自体が宮殿のような美術館のような、とにかく圧倒される作りになっているのでそこも込みで楽しまないとね。
劇場がホテルからすぐ近くの距離にあったから油断して開演の10分前に着いたんだけど、開場時間から行っても探検するの絶対楽しめてるなって思ってる。メイクアップに時間がかかって、結局間に合ってないんだけどね笑

バレエの感想は”感動”の一言。繊細な動きとダイナミックな踊りが混じる中、さらに表情まで入っていてもう惹きつけられてばかり。
悲しいシーンもあるけどそこも美しく描かれていて、ずーっと観ていたくなるような気分。

ちなみに、3年前にロンドンで観た”くるみ割り人形”では、後半の演目は踊りに集中という形態とは少し違って今回は終始演技の入ったバレエだった。バレエ詳しくないからなんとも言えないけど、演目によって表現を変えたスタイルありだなーー!ってなった。観ている側は好みの問題があるのかも知れないけど、私は純粋にどちらも好きになれた。
ミュージカルも踊りのないものと歌って踊って、みたいなの両方あるしね。そういう感じかのかな、と勝手に理解。バレエ鑑賞はまだ初心者です笑


4月28日(日)ウィーン→クロアチア

昨晩のバレエの余韻が覚めぬまま、この日の朝はウィーン少年団の合唱を聴けるとの事で王宮礼拝堂のミサへ参加。芸術の街ってこういうものが身近に触れられる機会が多くてあって、本当好きだわ~ってなった。

入口が分からず、少し迷ってたら遅れて到着。ハルシュタットにいる時に予約したんだけど、座席も決められるから、到着するなり心落ち着かせてミサに集中。
聖書の朗読と司祭の説教の合間にウィーン少年合唱団の合唱があって、上階で歌っているからなおさら声が響く。説教は英語で話してくれるので退屈しないし、生演奏とウィーン少年合唱団の歌声を聴けるなんて贅沢な日曜の朝。

次に向かった先は世界で最も美しいと言われる図書館のひとつ、オーストリア国立図書館。木製で出来た豪華な装飾の本棚に20万冊以上の古書が並んでいるとか。

前回のウィーン訪問時、ディズニーアニメ”美女と野獣”の中で、野獣がベルに自分の図書室をあげるシーンがあるんだけど、そのモデルがここになったってどこかで読んでて絶対見たい!ってなってたのに、休館日で行けなかったから、今回それが叶って嬉しかった。

ちょうどいい時間になったので腹ごしらえしたいなーと思っていたら、日曜日という事もあってかレストラン、既に結構行列!
そこで思考を変えて笑 

ウィーン宮廷御用達、200年以上の歴史があるカフェで休憩。
私たちが並び始めてその後行列が更に長くなったので、ラッキー!
事前にケーキウィンドウで指差しオーダーして自分でテーブルへケーキを持っていくシステムと知識を入れていたんだけど、テーブルでそのままオーダー出来た。
あまーいケーキと紅茶が良く合う組み合わせ。

糖分注入し終えたところで、カーディフに住む友人とはここでお別れ。8月に日本へ帰っちゃうみたいなので、その前にもう1度再会の約束をして!

さて私たちは少し街ブラして、友人はホーフブルク宮殿へ。
私は前回のウィーン観光で行ったのでパスして、少しゆっくり過ごす事に。
お散歩しながら中心をうろうろ歩いていたけど、日曜日という事もあり本当お店どこも開いてない笑、のでどこかカフェに入ってゆっくりする事にした。
ホテル近くまで戻ってきていたから、そこで見つけたのがここ。

ふらっと入ったんだけど、赤を基調とした店内も、接客の感じも雰囲気もなんだかいい感じ。調べてみると意外と有名だった!
ここでゆっくり友人が持ってきた、地球の歩き方クロアチア編を読んだり、ぼーっと過ごしてみたり笑
これもこれで贅沢なウィーンの過ごし方だった。

良い時間になったので、チェーン店なのかな、何件かみかけたこちらの海鮮系イタリアン?のお店で少し早い夕食を。量り売りスタイルでオーダーをして最後にお会計。

ホテルに戻り、荷物をピックアップして空港へ。
無事に次の地へ飛ぶところで、オーストリア編これにておしまい。
クロアチアでのお話はまたあとで。


Please look after this bear, Thank you!