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アウトプットの形

私はインプットが好きです。
私にとってのインプットの手段は、勉強、新聞、読書、インターネット、証券・FXアプリ、iMusic、Twitter、元職場の同僚とのLINE、などなど。
どれをしていても自分にとってはインプット(何か知識を得ている時)の時間は日常のささやかな幸せです。
特に地元へ戻ってからは、日々知的好奇心の塊状態です。笑

■ アウトプットとは


インプットとは逆の意味をもつ「アウトプット」とは?

アウトプットとは、一般に「成果・実績・何かを生み出すこと・発信すること」を言います。

私がこの言葉について特に考えるようになったのは、『茅ヶ崎物語』という映画を観た時からです。

この映画は、サザンオールスターズの桑田佳祐さんや親友の宮路淳一さん(洋楽ポップスの一流プロモーターにして、日本一のレコードコレクター)の青年時代などがモデルになっている映画です。
※ネタバレになるので物語の内容には触れません(^^;
この映画に出てきたセリフ。

「お前のアウトプットはなんだ」

これはインプットを繰り返し、自分のやりたい事をする勇気が出ない高校生の主人公に対して、投げられた言葉です。
桑田佳祐さんのファンとして映画を観に行きましたが、よくわからないけど自分の事のようにハッとしてドキドキしてしまったのを覚えています。

過去の思いから、私にとっては衝撃が強い言葉でもありました。

■ 自分にとって理想なアウトプットの方法を求めたが…


アウトプットに関しては、私自身苦い思いもあります。

社会人で上京して2年目に、月会費数千円を払い異業種交流や勉強会のできるサークルのような所に身を置いたことがありました。
漠然とですが、東京の洗練された人々の考えを通じ、自ら何かを発信することに憧れを持っていたからです。
また、上京して約2年位経っていた頃で、仕事以外でも何か達成感が欲しかったのです。
その当時の理想は以下の通りです。

●理想
様々な人々との対面での交流
→意見・刺激の交換
→その経験から学んで自分も、何かを発信したい
→仕事にも生かせる大きなアウトプットを得られるのでは?
(発信力・積極性など仕事に生かせる力もつけたい)
→そんな俺カッコいい(=自己肯定感溢れる、自分が好きになる)

正直アウトプットの意味を分かっていたのかも定かではありません。
しかし、現実は甘くありません。

●現実
様々な人々との対面での交流
→周りのコミュニケーション力の高さと知識の深さに圧倒続ける
(なんて俺はダメなんだろう…)
→無理して行く。笑
→自己嫌悪を繰り返し、交流にも疲れる(この辺り自分の性質が出てますね)
→行くの止めよう。

結局こんな調子で続けられず、4年近く会費を払いっぱなしの末に解約。
今考えると、自分の性質に合わず無理なことをしたなとも思いました。

周りのコミュニケーション能力や知識の深さに圧倒され続け自己嫌悪。
その場の環境が肌に合わず疲れ切ってしまう。
というのが、そのサークルを辞めた理由です。

■ 自分にとってのアウトプットの形

私が異業種交流会に身を置いていた時、
・交流を通して、直接のコミュニケーションを通して情報を得る。
・勉強会、講演会など直接の対話・プレゼンを通して、自らの意見を発信
・その場を通じて得られる人脈や達成感から自己肯定感を醸成。

この中で最も私が重視してしまったのは、
「直接」「相手に発信する」ということ。

何故か「直接」相手に会って、発信することにとても捉われていました。
ですが、それだけがアウトプットの形では無いのです。
このコロナ禍でも、Skypeやzoomなどオンラインを通して人々は面と向かい、自分の意見を伝えられます。
ブログやTwitter、FacebookなどのSNSでも人と繋がって発信出来ます。
よくよく考えれば色々あるのです。

私がnoteを始めたのは、HSPの性質を持っていることで感じる事や考え方を「共有して・残したい」という思いが自然と芽生えたからです。
始めるのには正直勇気もいりましたが(実際、今も発信するときはドキドキです。笑)、自然な思いでこうして考えを形にできるのは凄く嬉しいです。

「自分が好きな時に、自分の好きなように自分の考えを発信できる」

これが私にとって一番のアウトプットの形なのであり、その方法の1つがnoteだと考えています。

noteに限らずですが、仕事もプライベートも、自分に合う方法を一つでも多く見つけて無理せずに続けることを目標に過ごしてみたいと考えています。
続けることで、自己肯定感を高められたら嬉しいです。

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