【open policy making はじめに言葉ありき】





1.open  Policy making



言葉により、自己内の閉じた世界の思考・概念を、表出し、伝える。

open  policy making 略して opm
googleで検索しても日本語は上位表示されない。
アルファベットの略称で悦に入る趣味は無いから、日本語で何と言おうか。
日本型新民主主義?
そのまま、地域住民参加型政策立案?
地域住民参加協働型施策の立案実行?

「藤沢市市民会議室」・「志木市」の取り組み

2.現代の統治機構の問題

代議制という代表者の資質に頼るシステム自体が既に機能不全、末期症状だし、高度化多様化情報化した現代社会において、前時代の遺物。
くだらない権力争いに執着する。そのような男性的な傾向?性質?
そんなことだから、簡単に資本に操られ、民意が無視され、民主主義がねじ曲がる。

他者に任せ思考停止し、何をされても次の投票機会までは基本何もやれない?間接民主主義。
次の投票の時には便通電波ジャックで思考ジャック。過去の事など忘却の彼方。学び思考し表現する、自身を成長させる必要など無い、

第一、その統治機構はインターネットなど影も形も、概念すらない、明治の時代?の制度設計だろう?

れいわ新選組他の一部界隈の盛り上がり、は期待はずれな面があった。

それは地域住民が主体的に取組み参加活動するような、本来的な民主主義、その地域活動の場や組織があった上での、国政、そういう仕組みではなかった。勝手連的な動きも一部にはあるが、基本一人のカリスマ、一人の教祖の上意下達システム。

自民党政治というのは、政治家のダレソレ云々もあるが、本体は支える組織。組織に個人で対抗するのは、戦略的に誤り。

3.分断統治

そして所詮、権力争いの同じ土俵。

与党と野党が予定調和のプロレスしている場に、総合格闘技だか独自拳法だかで戦いを挑んだところで、結局それはエンタメ化した興行。
興行主の用意した会場、リングで、儲かるのは興行主。
客は相変わらずヒールを倒すヒーローの活躍を期待し、チケットを握りしめテレビやスマホにかじりつく。期待外れだったり、飽きたらまた次のヒーローを待ち望む。

野党共闘?諸派党構想?期待はすれど、きたいはすれと、期待外れと。
共闘は分解、というかもともとプロレス興行の対戦相手、諸派党構想は所詮立候補系youtuber。

争わせ熱中させつつ、その存在に気付かれないで利用し搾取する。興行主を含めたシステム、を外部から操る勢力にとっては、管理するのにこれほど好都合なことはない。

この社会を変えるには、真っ当な社会にするには政権交代しかない、
そう言われ、それしかない、他に手はない、
そんなふうに思ってはいないか? 本当にそうか?

投票は行くし必要だろう。
しかしもう何度も何度も何度も何度も経験済ではないのか?
その繰り返しに慣らされ、思考停止しているのではないか?

そんなことを繰り返し、エネルギーを注いでいるうちは、個人の大切な人生、時間と労力の浪費ではないか?

主体的に学び思考し実行し改善するというような、
一人ひとり、個人個人の成長にも繋がらない。
それが根本原因なのではないのか?

愚者は利用され搾取される社会システム。

そのシステムを維持するには、大衆は愚者であらねばならない。
そういう基本的思想のもとに作られた教育や選挙等各種制度設計。

4.憂さ晴らしで満足するな

それではと、デモ等示威(自慰)行為をしたところで、現状において憂さ晴らしや分断以外にどんな社会的意味・影響があるだろうか。
右翼の街宣と同臭の行為であり、その結果
現実社会や、参加者個人は少しでも学び変化し、成長するだろうか。
かつての日米安保の学生運動や、アベ政治を許さない、とか https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20150830-00049000

政府与党の為政者には一ミリも響いていないだろう。

傷を舐め合い毛づくろいし合うニホンザルよろしく、閉じた世界のネットやSNSに書き込み、承認欲求だか自己効力感だか、なんだか満たされた気になって満足したところで、朝起きればそこは昨日と何一つ変わらない、
不条理な現実社会。

もうそろそろ、いい加減、気付いても良いのではないか?

5.用意された『正解』などない

じゃあどうするか。
孫子の兵法に、弱者はガチンコで勝負せい!みたいなのがあるだろうか。
負けないため、生き残るためには、消耗を避け、相手の土俵では戦わない、が基本ではないだろうか、知らんけど。

日本の統治機構は沈みゆく大きな泥舟、結末は見えている。

タイタニックが沈没するなら必要なのは何だったのか。
老朽船を偽装し保険金を掛け…などという説もある中で、乗員乗客を助けるにはどうしたらよいのか。

難しく考えるから難しいのであって、簡単に考えれば簡単。

複数解答案を比較検討し、もっともらしいものから試していく。
エジソンのフィラメント研究よろしく6,000種類?も試行や思考実験する必要はないだろう。

6.まとめ

学び思考し行動しなければ、替わる受け皿は作れない、前には進まない。
解答案は一つではない。

対話や議論の作法を実践で学び、若い人達が育っていくような、寺子屋的なものは今は無いし、コロナ禍の時代に合ったやり方を考えないとならない。それを何小屋と呼ぶのかは今はまだ、見えない。

江戸幕末期と同様の、統治機構の機能不全。
その足元、基礎地盤からの崩壊を感じている。
明治維新をことさら美化礼賛するつもりはないが、それを成し遂げた原因、原動力や基礎体力、成立条件は何なのか。
各地の雄藩が生じる素地には、いったい何があったのだろうか。

そして当時からこの国の背後に入り込み、
見えないところで我々の生き血を吸い肥大化する宿痾。
この摘出手術も、体質改善も、そしてさらに精神症の治療も、必要だろう。

参考:
早稲田大学社会科学部 政策科学研究 上沼ゼミナール
内山 克明 kastuaki Uchiyama
Copyright (C)2003-2004 Katsuaki Uchiyama. All rights reserved.

Theme/「市民参加」・「協働」を目指して 
Case/「藤沢市市民会議室」・「志木市」の取り組み



#オープンポリシーメイキング

#OpenPolicyMaking

#OPM

#小文字のopm

#日本型新民主主義

#地域住民参加協働型施策の立案実行

#大型客船日本国政府丸沈没

#救命ボートは完備されているか

#コミュニティオーガナイジング

#eデモクラシー

#神奈川県藤沢市

#地域の生き残り戦略

#ローカリズム宣言

#五つ星運動


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?