【コロナ引きこもり日記】34日目
34日目 6月9日(火)
午前10時。
けたたましく鳴る目覚ましで目が覚める。
今日はインターンがないので遅起き。
11時くらいから授業。でもその前にNetflixでアニメをちょっと見る。かぐや様の続きが出ていたのを倍速で再生。相変わらずネタに走っていておもろい。てか画力がすごい。
適当に授業を聞き流しながら、たまに真剣に聞いてメモを取る。そんな日々。
ランチは納豆アボカドオクラねばねば丼。ねばねば最強説ある。今日もご飯がうまい。
15時過ぎに授業が終わる。
コーヒーを飲みながら、ハーゲンダッツのキャラメルアイスを齧って、YouTubeを見る。贅沢なひと時を堪能する。優雅だ。
そういえば、この間とんでもないことがあった。
8年以上前に書かれた父のブログを発見してしまったのだ。
人のはてなブログでアニメの考察を読んでいたときに、ログインしようとしたら覚えのないアカウントがスマホに登録されていた。よくわからないままそれでログインすると、「2012年」「ひとりごと」とか書かれたTwitterのログみたいなのがブワッと出てきた。私は全く書いた覚えがない。
なんだこれ。なんだこれ。
そう思いながら、読み進めていく。
口調や、内容で、なんとなく。だんだんと、気がつく。
あ、これは父のTwitterであり、ブログだ。
すごい。毎日呟いている。ツイ廃だったのか?アカウントを調べると、出てこない。どうやら消されているようだ。残念。8年以上前なので、私が小学生〜中1にかけてくらいの時だ。
なんでログイン出来てしまっているのか、全くの謎である。テクノロジーってこわい。なぜ?ファミリーシェアみたいなのをしているからだろうか。パスワードまで共有されてしまうのか?怖すぎる。私のブログとかも勝手にログインされて見られていたりとかしたら本当に嫌だし怖い無理。
慌てて設定を確認する。とりあえずたぶん大丈夫そう。私も今後気をつけよう。
なんだかよくわからない罪悪感に駆られて、そっとブラウザを閉じる。よかった、とりあえずそんな衝撃的なことは書かれていなかった。仕事がだるいとか趣味がどうのとかそういうことばかりだった。娘のむの字も出てこなかったのはちょっと不満だけど、父もにんげんなんだなあと思う。当たり前だけど。なんかちょっと安心。
そんなこんなで、テクノロジー怖い。
noteも書くのをちょっとやめようかと思ったレベルだけれど、まあ今日もこうして書いている。そんな日々。
ディナーはサバ缶。うま。サバうま。
『聲の形』というアニメ映画をみる。名前は聞いたことがあったけれど、見たことはなかった。耳の聞こえない女の子と、彼女をいじめていた男の子のお話。ざっくりそんな感じ。純粋に涙が溢れた。ただ生きていくだけで、こんなに大変なんだ。そんな当たり前だけど当たり前じゃない事を、改めて実感する。今世界中で議論されているBLMも、きっと似ている。
世界は、私たちが思うよりずっと不条理に出来ている。それでも、もがいて、足掻いて、這いつくばって、今日もこの二本足で立ち上がっていくしかないのだ。そんな風に、思ったりする。
この作品については、もうちょっと思考を深めたい。そう思った。
友達とzoomでお話し。就活について。インターンについて。渡部建のスキャンダル?について。くだらない事をたくさん話す。
就活も、理不尽な世界だ。この世にはアホで理不尽で人の気持ちなんか微塵も考えていない下らない大人がたくさんいるって事を、私たちはわかっている。そういう人たちに頭を下げる社会構造の中で、私たちは歯を食いしばりながら必死に上を目指して泳いでいる。
色々なことがむかついてくる。友達のことも自分のことのように腹が立つ。今のこの気持ちを、社会人になってもずっと覚えていようと思った。
明日は早いのに、遅くなってしまった。もう寝よう。
ああ。今日も、外に出なかった。
おやすみ。
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