短歌・朔太郎・名著入門

最近目を通した本。目を通したというと語呂が悪いが、丹念に読み込んだという程ではなく、あるジャンルについての入門書みたいな物ばかりなので、自分の中で参考になったという時点で読後完了になったという本の紹介です。そのため第三者にとってレビューにはならないと思いますので悪しからず。

・ここからはじめる短歌
NHKで在原業平の番組があり、今まで全く興味のなかった平安時代の文化に関心が湧き、とりあえず歌の世界がどういう物なのかを知りたくて読みはじめてみました。ただこの本はインプットよりもアウトプット向きな内容で、短歌の作り方について比重を置いた内容で、私の知りたい方向とはちょっと違っておりました。伊勢物語の解説書を選んだ方が良かったかなという感想です。でも本の内容は悪くないので、もし自分が創作の側に傾いたら教科書にしたいと思います。🙂

・萩原朔太郎詩集
私の地元出身の有名人でありながら、彼の著作は全く読んだ事がないので「これはいかん」と思い読み始めました。ただこれは詩集なので「読み進める」という表現はおかしいかも、タイトルをみて関心ありそうな作品を拾い読みしている感じです。でも私にとって朔太郎の作品は今ひとつ響きません、名作には間違いないのでしょうが相性悪いみたいです。😐
まぁ時と場所が変われば作品に対する印象も変わると思いますし、この本は一旦本棚にしまって、時間を置いてまた開いてみたいと思います。

・50歳からの名著入門
自分がその年齢になり、どういった本が指針になるのか参考にと思い手にしてみました。著者は「脱力タイムズ」でお馴染みの齋藤孝先生です。😆 これはどこを拾い読みしても素晴らしい解説でわかりやすいですね、自分の苦手そうな分野も読み解いてくれていてとても参考になります。「本の読み方」についての心構えというか方法が最も勉強になりました。

昔はよくアマゾンのレビューなどを参考にして本を選んだりしていましたが、感性というのは人によって違うもので、名著といってもつまらなかったり、逆に駄作といわれた作品が面白かったりと色々です。なんか上手くまとまらなくて済みません。😐💦

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