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自己理解につながる本!

こんにちは。えめです。

私はずーっと探している本があります。

どんな本かというと…
うつ病のわかりやすい本。

え?あるでしょ。
よくわかる うつ病 治る わかりやすい
ってキーワードの本。

ごめんなさい、違うんです。

きっと、一部の方は
なんとなくわかると思うのですが
求めてるものが違うんです。

なんというか、共通言語になってないんです。

私は、相互理解になる本を探してるんです。

久しぶりに、ちょっと熱く語るので、
少し耳を傾けていただけると幸いです。

うつ病の本のニーズは「理解」

うつ病の本は、
やはりまずうつ病の人が読むと思います。

では、うつ病の人は
どんな悩みを抱えているのでしょう?

やりたいことができない?
薬をやめたい?治したい?
効果的な治療法を探してる?

そうですね。そうだと思います。

だけど、
具体的に悩みを言語化すると
どんな感じでしょう?

たとえば、
私の過去のメモ?から拾うと
こんな感じかな?

「一生うつと付き合っていかなければいけないのか?
なにがダメなのか?
生活がダメなのか?
考え方がダメなのか?
私という存在がダメなのか?
他の人と何が違うのか?
我慢が足りないのか?
誰を信用したらいいのか。
なんかしっくりこない。
病名もしっくりこない。
誰も理解してくれない。
自分で自分がわからない。
普通にうつって何?
どうしたら普通の生活ができるのか。
なぜ体は言うこときいてくれないのか。
自分で自分が理解できない。
がんばろうとしても
身体がシャットダウンする。
ダメだ詰んでる。」

一言も、
"やりたいことができない"
"治したい"
って出てこないんですよね。

いっぱい出てくるのは、
疑問符「?」、「わからない」、「理解」

つまり、悩みの根っこは「理解」

「自分が自分自身を理解したい。
こうすれば治る!ではなくて、
誰か私のことを教えてほしい!」

これだと思うんです。

「理解」がニーズになるのは
治療に一番大事だから

では、
なぜ「理解」が第1ニーズになるんでしょう?

うつ病があまり理解されてないから?
どうしたらいいかわからないから?

そうですね。そうだと思います。
しかし、本質はそこではありません。

本質の理由は2つあります。

1.心と身体がバラバラだから
2.自分のことを好きになれないから

これです。

簡単に説明しますね。

1.心と身体がバラバラだから…どうしてバラバラなのか理解したい。
バラバラは苦しいから一つにしたい。

心と身体がバラバラって何?

と、当事者からも周囲の人からも
質問がありそうなので一応簡単に説明します。

うつ病の人は、
心に2人以上の
「意見」があることが多いです。

例えば、

しなきゃいけない vs 甘えたい
嫌われたくない vs こんなことされて悲しい
大人はこんなことしない vs 暴れたい

こんな感じ。

そして、身体にも「意見」があります。
身体の意見は心の意見と対立します。

動きたい vs 動けない

とか。

心の2つ以上の「意見」と、身体の「意見」の
三つ巴の争いがうつ病なのです。

なので、

この分かれた「意見」をどうまとめ、
どう歩み寄ったら苦しくなくなるか?

この「意見」を理解するために、
人を鏡にして自分を理解したい。

だけど、
人に聞くと迷惑かもしれないので、
本に聞く。

本は自分のタイミングで聞けますからね。

これが本質のニーズの一つ目です。

心と身体がバラバラの詳しい説明はコチラ↓

2.自分のことを好きになれない。
できることなら、自分を愛したい。

「理解」の話だったよね?
「愛したい」につながる意味がよくわからない
理解したところで自分を好きになれそうにない

こんなご意見が聞こえてきそうです。

たとえば、
誰かに自分のことを打ち明けた時、
相手が理解してくれたなと思うと、
安心しますよね。

この「安心」は、
つみ重ねると「信頼関係」になります。

つみ重ねると言っても、
一方的に「理解して」というわけではなく、
お互いにお互いのことを理解しないと、
「安心」はつみ重ならないです。

一方的な関係はいつか壊れてしまうから。

相互理解=安心、優しさのやり取り
なのです。

夫婦とかを想像して欲しいのですが、
安心、優しさをやり取りして、
離れない関係を続けていくと、
そこには「愛」が生まれますよね。

相互理解=安心、優しさのやり取り
安心、優しさのやり取り×たくさん=愛
相互理解×たくさん=愛

つまり、
相互理解をかさねれば愛が生まれます。

これは自分自身にも言えます。

自分⇄自分  で相互理解をする。

つまり、
自分への理解をかさねていけば、
自分を愛することができるようになってくる。

これを本能的に知っているので、
疲れてもずーっと「自分とは?」と
問い続けるのです。

そして、
誰かに理解して欲しいと思う。

理解してくれたら、
なにか厚い待遇をしてほしい。

ではなく、

少しでも理解した部分を自分に教えてほしい。
そしたら自分を理解できるから…

こういう気持ちがあるので、
やはり時間や遠慮の制約がない本に聞きます。

どこかに「自分」がいないかな?
と探しながら。

これが本質のニーズの二つ目です。

理解に関する記事はコチラ↓

私が探しているのは、
自己理解につながる本!

さて、本質のニーズを説明してきましたが、

本質のニーズを満たすには、
以下の条件が必要になってきます。

①心のバラバラを説明できる心理学的知識
②身体のバラバラを説明できる広い医学的知識
③患者のリアルな心を説明できる当事者知識
④社会からの患者像を説明できる客観的知識

そう。
ないんです。

でも、患者さんには、
これでも足りません。

自己理解を進めた上で、
さらに具体的な対策を取っていく知識が要る。

だけど、
初歩の段階で、うまくまとめている本がない。

だって、
普段のやり取りですら、
相互理解ができていると感じることは少ない。

うーん…って困った顔されたり、
ズレたことを言われたり。

だから、「理解」のニーズを
もう無意識に引っ込めてしまっています。

せめて、専門職とは、
相互理解できるようであってほしい。

だから、
もっと具体的に言えば、

専門職と患者さんの間の共通言語になる

くらいの本がほしいんです。


ないなら作るしかない!

私が探せていないだけなのかもしれません。

ですが、
やはりうつ病の仲間からも聞きます。

ないって。


だから、いっそ作ろうと。

ちょっと頑張ってみたいと思います。

医療界でも通用する、出版。


これは、
皆既月食と天王星食の日に
始動した目標です。


ゆくゆくは、
こんな形につなげていきたいなと思ってます。

もしよろしければ、
ご意見、応援、よろしくお願いします🙇🏻‍♀️

作って!っていう方は
推進力になりますので、
よければスキしていただけると嬉しいです!


最後まで見ていただきありがとうございました。

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