映画「生きるLIVING」を観る
PrimeVideoで観る
いつもこの種の作品は、劇場に行くのを躊躇している間に公開が終わっている
結局、PrimeVideoやNetflixで観た後、劇場に行かなかったことを後悔する
この作品、黒澤のリメイクとしてテーマ、ストーリー、エピソードはなぞっているものの、世界観が違うので比較するのは野暮でしょう
とはいえ、黒澤作品を観たのは15年以上も前に数回観たけなので、詳細まで覚えていないが、
(キャバレーに連れて行くのは宮口精二とずっと思ってたが、今回調べたら伊藤雄之助だった、
伊藤雄之助は「椿三十郎」の城代家老の役が好きだ)
黒澤の雑然としたした背景より、全体にゆったりとした時間の流れるこの作品の方が、今の時代に合っているのかしれない
「ゴンドラの唄」をどうするかと思ってたら、「The Rowan tree」というスコットランド民謡でした
この作品を観たヒトは、是非、歌詞を比較して下さい
本題です
この作品の課長さんの年齢は不明ですが演じる役者は当時72歳、私より、はるか年配、
黒澤作品の志村喬は53歳の設定、当時47歳、なんと私よりはるか年下
昔のヒトは年相応の貫禄があったんですね
自分の年齢が、映画の主役の設定年齢だけでなく、偉人や著名人の没年齢をどんどん越えていく
一番衝撃で寂しく感じたのは、
バカボンのパパの41歳の春を越えたとき
私は既に還暦に手が届く歳になってきたが、まだ何も出来ていない
この作品で気になったのは、
「老いらくの恋」ではなく、
盗まれた帽子の行方
何倍もする帽子を買うのではなく、盗まれた帽子を探しに行こうと思う
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