【ユンゲ・フライハイト紙】世界を救済するために: フェミニスト: 気候保護のために子供を諦めること

2020年1月21日
フェミニストの作家であるVerena Brunschweigerが、このたび気候保護を理由として、自分が子どもを持つことを諦めるよう訴えかけている。「そこで問題となっているのは、まさに世界の救済であり、そのために誰もが力になれるのです。究極的に私たちは環境上の破綻の目の前に立っているのです」、BrunschweigerはNeue Osnabrücker Zeitungにこう語った。

人口というのは、その際にそれを駆動する要因らしいのである。地球には人間が多すぎるのだ。誰しもが環境の保護のために成し遂げられる最大の貢献は、「自らの再生産の放棄」なのである。このような主題が出生奨励主義的なドイツで隠されたままであるのは、あるべきではないのである、こうBrunschweigerは嘆いている。

この評論家であり、またかつての教師は、同様の文脈においてFridays for Future運動を批判している。この運動は、議論における「もっとも重要なポイント」をカッコに入れてしまっているのである。「それによれば、私たちがこんなにも膨大な環境問題を抱えていることの原因は、とりわけ人間の数の多さにもあるのです。ただ単純に私たちは数が多すぎて、しかもほとんど誰も制限しようとはしません。もし私たちがもっと少ない人数であり、自分たちを制限するつもりがあるなら、まだ私たちは何かを救済することができるでしょう」。

「14世紀のサウジアラビアのように私には見えます」
彼女自身は、気候保護のためにあらゆる可能な貢献を成し遂げようと試みている。「もっとも重要なことは、私が子どもをもたないことです。それから私は肉も食べないし、飛行機にも乗りません。私は自分の夫と小さな車をシェアしているけど、それも私はほとんど利用しません。それ以外でも私は、多くの場合、徒歩か自転車で出かけます」。

確かに、「子供をもたない」女性として、彼女の考えが真剣に受け入れられることはないし、おかしな人と呼ばれることもあるが、しかしながら、彼女の決断が「とってもかっこいい」と考える人々がいるのも確かだ。彼らは、ドイツでこれまでタブーになっていたことを、声を大にして誰かがついに言ってくれた、と彼女に感謝するのである。「自覚的に子どもをもつことを放棄する、たくさんの男性や女性を手助けをすることができるなら、私はとても嬉しいのです。ひとは彼らに羞恥心を植えつけようとするのだけど、それはまるで14世紀のサウジアラビアのように私には見えます」。

https://jungefreiheit.de/kultur/gesellschaft/2020/feministin-verzicht-auf-kinder-fuer-den-klimaschutz/

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