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#コルク
「怒り」は、自分の甘えに気づくチャンス
「怒り」とはなんなのか?
辞書には、「腹立ち、憤り」と書いてあるだけで全く思考が進まない。wikipediaの方がずっと役に立つ。「怒りは、原初的な反応で危険にさらされたという意識、認識に起因している」とのこと。
出版社で働いて、3、4年目、新入社員の「指導社員」になった。僕は、彼の仕事への態度が本気ではないと怒り、彼を一人前にするために叱っていた。悪いのは、本気でない彼であり、わざわざ叱るの
「心に寄り添う」とは何か? 病気は暴力的に分人を減らす
先日、友人の鈴木美穂さんに誘われて、「CancerX Summit 2019」というシンポジウムに参加した。
鈴木さんは、ガンのサバイバーだ。
僕の祖父も30代でガンになり、数十年闘病しながら生活をしていた。高校時代の友人もガンで早逝し、そのことがきっかけとなり、僕は人生について考え直し、起業した。でも、その程度の縁しかガンにはない。医療マンガの担当編集だったこともない。
なぜ、僕が誘われた
新しい感情と孤独の関係について、または大人は本当に鈍感なのかについての考察
『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE』という本を出してから、孤独というものについてより深く考えるようになった。
孤独とは、どういう感情で、どういう時に生まれるんだろうかと。
高校・大学の頃の僕は、自分がすごく孤独だと感じることが多かった。でも今は、一人でいても孤独だという気持ちになることはない。
子供であることと、大人であることに、孤独は関係しているのだろうか。
子供
僕は心の叫びを聞きたい
僕は、作家の心の叫びを聞きたくて、編集者になった。心の叫びを、そばで、一番初めに聞きたい。
ヒットさせるのは、二番目の欲望だ。編集者として価値を発揮したいから、ヒットできるように努力する。でも、僕の一番目の欲望は、心の叫びを聞く、だ。
先週のブログも安野モヨコについて書いたが、今週もだ。
4月8日発売のフィールヤングに掲載する『鼻下長紳士回顧録』の原稿を受け取り、僕は興奮している。2