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マルクが痙攣起こして倒れた時の事④ ~病院から帰宅後の事と、改めて振り返りと、現状〜

(痙攣を起こした①はこちら)
(動物病院へと向かう②はこちら)
(命とお金に向き合う③はこちら)

先生とスタッフさんに、最大級に深々とお礼をして、
桜の街どうぶつ病院を後にしました。
帰りはアプリからではなく、国道沿いでタクシーを停めました。
行きの時もそうでしたが、帰りのタクシーでも、カートの中でマルクはスースー寝ていました。
ゲンキンな犬です(笑)

病院で帰り際に打ってくれた注射は2・3時間は効くと言われてましたが、マルクは1時間経たずに目覚めてウロウロし始めました。
痙攣後の猛ダッシュを見た時から思ってましたが、何という生命力でしょうか。ほんとに逞しいです。ゲンキンな犬とか言ってごめんね。

あまりウロウロすると、壁や、机や椅子の脚に頭を強くぶつけて危ないので、嫁が急遽ゲートを作り、行動範囲を絞りました。


貰った座薬を早速入れようかとも話しましたが、流石にまだ早すぎるだろうとなり、マルクに声を掛けながら落ち着くのを待ちました。


この時22時を過ぎていて、何だかんだ結構疲れていることに気づきました。
嫁は憔悴気味に「ご飯食べんとこうかな」と言いましたが、
僕はこういう時こそ食べとかなと思い、急遽焼うどんを作りました。
本だしベースの優しい味に仕上げました。(今回唯一本編と関係無い話)



振り返れば本当にラッキー続きでした。
思いつく順に5個ぐらい。

①マルクが痙攣起こした時に二人でいれた事。
どっちかが仕事で遅くなる事がちょいちょいあるので、二人共家に居たのは大きかったです。

②診察終了の時間だったのに病院に連絡が繋がった事、そして対応してくれた事。
 本当に神対応をして頂きました。桜の街どうぶつ病院さんです。

③二人共体調が良かった事。
 僕が腰を痛めていた話はしましたが、この前日と翌日にはお腹を下してました。この日も連続で下していたら戦線離脱している所でした。
嫁も嫁で問題なく動ける日で良かったです。当たり前って尊いです。

④嫁が次の日休みだったこと
マルクはいつもだったらとっくに寝てる時間でも中々寝る気配がなく、夜中までずっと嫁が看てくれてました。そして次の日も、仕事の休みを取る事もなく、付きっきりでマルクを看てくれました。
夜中まで、寝て起きて吠えてを繰り返してたそうです。
(写真は病院から帰宅直後のマルク。この後すぐ目を覚ましてずっとウロウロしてました。嫁は泣き顔の為写真NGでした。逆に貴重な一枚。)

⑤配車アプリが滞りなく使えた事
 こういうタイミングで出来る事が増えていくんだなと思いました。アプリとは関係無いとこで言うと、行きも帰りも運転手さんが感じの良い人でした。


◎振り返ってちょっと笑ってしまった事
マルクが倒れた時の状況を先生に説明出来るように、
動画や写メに残しとかないとと思いました。
ただ残念な事に、夜だったし慌ててたので、真っ暗な動画や写メしか撮れてなかったのですが、唯一光が入ってきれいに撮れてたのがあって、それはここで載せたくても載せれない、マルクのお尻に転がるうんちの写真でした。
コロッとしたのがとてもきれいに写ってました。
もしかしたら載せても大丈夫ぐらいかもしれません。
こういうのも無事だったから笑えますよね😅
良かったほんとに。

◎最後に、妙に納得した話

嫁がふと口にしたのですが、
「震災で亡くなった犬たちがマルクのとこに来たのかな~」

なるほど、、ちょうど3月11日だったし、マルクのあの猛ダッシュはそういう事だったのかなと、妙に納得しました。
逆にそうでないと説明できないような力強いダッシュでした。
そして、元気に走る姿を見ることが出来て良かったような気もします。
体力的にかなりしんどかったと思いますが。。。

嫁が実家のお姉さんに、こんな事を思ったという話と、今僕が記事を書いてくれている事を話した所、
「メルヘンな夫婦やな」
と一言だったそうです。

そして、お姉さんとそんな会話をしたと嫁から聞いて、嫁とふたりでよう笑いました。

素敵な姉妹・ご家族です。ありがとうございます。

現状
今これを書いてるのは、3月17日です。
マルクはその後、いつも通りよく食べてよく寝ています。
いつも通りのヨタヨタ歩きにもなりましたが、痙攣から数日は、外に出しても歩かずに止まってる時間が長かった気がします。
また、11日の様な激しいものではないけど、痙攣の頻度が上がってきてる気がします。
なので、やはり痙攣を抑える薬を出してもらう事にしました。
薬を飲ませない事と、穏やかな余生を送る事はイコールではないのかなと思いました。
早く亡くなるであろう事は覚悟してましたが、やはり長く元気で生きて欲しいです。


僕の婆ちゃんは薬をよく飲んでいて、その姿を見て、婆ちゃん断薬した方がいいんじゃないかなーって思ってました(婆ちゃん元気です!)。
でも「断薬」って単純な話ではないんですね。
勉強と想像力が必要でした。

今、嫁が薬を貰いに行っていて、僕はこれを書いていて、マルクは寝ています。


現状の我が家の役割分担です。
ぐっすり気持ちよく寝てくれてたら良いなと思います。

『マルクが痙攣起こして倒れた時の事』は以上となります。
自分たちの為の記録として書き始めました。
動物と暮らしている方や、これから検討している方への何か参考になれば幸いです。

マルクと引き合わせてくれたみなしご救援隊さんや、マルクと僕らの気持ちを救ってくれた桜の街どうぶつ病院さん、本当にありがとうございました。

ここでお礼をしだすと本当にキリがなくなってしまう程、沢山の人やモノや出来事に支えられてるなと思いました。
何もかも本当にありがとうございます。

そして最後まで読んで下さった皆様本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

※タイトルの写真はいつかの、行き止まりに詰まって助けを求めるようにこちらを見ている、ように見えるマルクです。



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