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物理の話

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物理といっても学問的な話ではなく随筆的な話
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2021年7月の記事一覧

なぜデマが広まるのかー魚群アルゴリズムとの類似ー

※この記事のアイデアをどこかで発表する際にはこの記事を引用してください。 Twitterなどで正…

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「モンタージュ」ー「出来事」と「関係」

秋の夜長に、ではなく、真夏の夜に。カルロ・ロベッリ「時間は存在しない」という本がある。有…

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「時間は存在しない」カルロ・ロベッリ  なぜ若者はTwitterで時代のエッジ(最先端…

これまでいくつか量子力学について、まだまだ本質的なところは理解できていない、と主張してき…

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「神はサイコロ遊びはなさらない」  アインシュタインは量子力学を「理解」していな…

量子力学を理解できなかったのか、違う、量子力学の物理の本質を的確にとらえていたがゆえの問…

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物理学の守備範囲:「自然界の縞模様」寺田寅彦著(青空文庫)

このところ、寺田先生の随筆紹介が多いがその中でもこの「論争」にまでなった動物の縞模様はは…

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頭が悪いやつほど科学者向き:「科学者とあたま」寺田寅彦著(青空文庫)

本の紹介だけで記事にするのはちょっとズルいので今回は少し解説をしてから寺田先生の随筆を紹…

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宇宙はかくも美しいのに汚くしてるのはニンゲンだ(最小公倍数なんて役に立たない?)

学校で、しかも、義務教育で最大公約数とか最小公倍数とか、無理やり覚えさせられてイヤな想いをした方は多いはず。実際、オトナになってみて、日常生活で、一度もそんな計算なんて出くわしたことなんかないし、無駄な時間だった、と感じてしまうかも。 最小公倍数で有名な話は「素数セミ」の話題なので、自分が説明するよりもっといいサイトがあるので例えば以下のサイトを紹介するにとどめる(https://tenki.jp/suppl/romisan/2016/08/18/14811.html)。

「漫画と科学」寺田寅彦著(青空文庫)

数学とか理論物理学とかは、芸術とかアートなどとは全く異質な人が考えたり創りだしたりしてい…

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「科学者と芸術家」寺田寅彦著

随筆紹介。最近、「アーティスト」という呼称をよく耳にする。そのとき思い出したのが寺田先生…

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数学者とアニミズム、シャーマニズム

宇宙と交信できる。テグマークのいうようにすべては数学的構造ならばそれをただ知るだけ。 ※…

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極限状態での平衡

左の場所でも右でも、いちおうは「止まって」いるようにみえる。日常でいうと、平穏で平和な日…

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