マガジンのカバー画像

物理の話

61
物理といっても学問的な話ではなく随筆的な話
運営しているクリエイター

記事一覧

電離層異常検知による地震予知の可能性について(京大梅野先生の研究から)

はじめに最近、京大梅野研が地震に伴う電離層異常のメカニズムについて発表があった(詳細は…

ちょっこう
13日前
1

ロケット打ち上げ方向とハンマー投げ

種子島宇宙センターから打ち上げるロケットは東方向へ向かって飛んでいく。なぜ?? ハンマー…

ちょっこう
2か月前
1

身の回りの災難回避術#9「笛(ホイッスル)を携帯」

100円均ショップでもみかける、小さな笛。これが災害時などで生きるか死ぬか、の明暗を分ける…

ちょっこう
4か月前

ハードSFの書き方19「地震を止めたらどうなる」

荒唐無稽の話なのだが、自然災害でも人類に対してかなりのダメージをもたらす地震(それに伴う…

ちょっこう
4か月前
3

ハードSFの書き方18「ラプラスの悪魔と地球外少年少女」

「決まっている未来」 これが気になる。「地球外少年少女」という面白いアニメが地上波で放映…

ちょっこう
4か月前
1

身の回りの災難回避術#8「火の用心」

冬の季節到来。寒いと部屋の中でも厚着したりする。料理をするときは本当に注意しないと危ない…

ちょっこう
5か月前

身の回りの災難回避術#7「交差点での信号待ち~ガードレールに守ってもらう」

暴走事故があとをたたない。どこにでもクルマが突っ込んでくる時代。なるべく大怪我をしないためには、やはりスマホとかいじっていないで常に回りに注意を払っておくことが大事か。 そんなやってらんないよ、という方でも、例えば、交差点で信号待ちしているとき、どこで待つ?ガードレールの切れ目にいると、万が一、自動車が突っ込んできたとき大事故になる。なるべくなら、ガードレールに守ってもらえる位置で待とう。柵がないなら、歩道の奥のほうで待っていた方がよい。車道近くで待っていたとしても青信号で遅

身の回りの災難回避術#6「包丁の下に足をもっていくな」

あー、なんか料理でもしようかな。朝とかにボーっとしたまま料理を作るとき要注意。だいたい、…

ちょっこう
5か月前

身の回りの災難回避術#5「イチョウの葉っぱはよくすべる」

この季節、自転車でも歩行でも落ち葉の上を進むことがあるかとおもう。特に、「いちょう」には…

ちょっこう
6か月前

身の回りの災難回避術#4「早朝外出」

新聞配達の方々が活動しだす時間帯。スクーターとか縦横無尽に走っている。秋冬ならまだ全然暗…

ちょっこう
6か月前

身の回りの災難回避術#3「夜道ジョギング」

枝とか歩道側にはみ出してるときがある。運悪く、顔のあたりに当たってしまい、しかも目に入っ…

ちょっこう
6か月前

身の回りの災難回避術#2「自転車で狭い橋の上走行」

品川方向から大井競馬場方向へ向かうとき、運転免許試験場先に橋がかかっている。ここが非常に…

ちょっこう
6か月前

身の回りの災難回避術#1「自分の重心は今どこにある?」

痛ましいニュースをみてコメントしておこうかと。想定読者は、なるべく健康でありたい、事件や…

ちょっこう
6か月前

月面ロンギヌス ステーション ~月面軟着陸~

前に、月に「ロンギヌスの槍」を突き刺すプロジェクトがあったような気がする。それをヒントにしたわけではないが、2023年、月面着陸が失敗したとの報告を聞いて何とか着陸できないものか検討した。 まず、大気がほとんどない。よって、大気の摩擦等による減速はできない。パラシュートのようなメカニズムは使えない。そして、地球の6分の1とはいえ、重力がある。高高度から着陸を目指すと、ほとんど落下しているのと同じになる。なんとかして減速させるしかない。※今回は、クッションのようなモノをつかっ