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先日の緊急地震速報の誤報の簡単な説明

気象庁では地震のP波(最初にくる揺れ)を検知して、本震を予測する。このP波は通常、S波より弱い、なので、P波をもとに本震はそれより大きくなるように定数をかける。
図のように1番目の地震と2番目の地震がほぼ同時に、ほぼ同じ場所で起こった場合、どうなるか?2番目の地震の大きさを見積もる際に、通常は2番目のP波(ここでは区別するためP2とする)に定数をかけることになるが、1番目のS波も到達してしまっているので、これをあたかも2番目の地震のP2と間違えて捉えてしまい、そのS波に定数を掛けてしまったらしい。上述のようにS波はP波より大きいので、強いS波に定数をかけることになってしまい、あたかもマグニチュード7前後の大きな地震がくる、と予想してしまった、という流れだ。これはあくまで簡単に説明する目的での概要なので、より詳細は以下のサイトをご覧ください。
※ 例えば、このサイト

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