俺ガイルと普通を目指さない生き方
「青春とは嘘であり、悪である」
こんにちは。
今回はやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(略=俺ガイル)の紹介と、私の考えについてお話します。
冒頭にあるセリフは、俺ガイルの主人公、比企谷八幡のセリフです…。
物凄くひねくれています。
そんなひねくれた思考回路を持つ主人公が高校生活をどのように過ごすのでしょうか。
あらすじ
過去のトラウマと、独自のひねくれた思考回路によって「ぼっち生活」を謳歌しているように見える比企谷八幡は、ひょんなことから生活指導担当教師、平塚 静に連れられ「奉仕部」に入部する。
https://www.tbs.co.jp/anime/oregairu/2nd/story/
上記はアニメ二期の公式サイトからの引用です。
これ以上のあらすじは少しネタバレにつながるので、URLを押すときは注意して下さい。
私の感想
ラブコメなんだけど。物凄くもどかしい。
見ているとこっちまで少し心が痛む。
けど、放っておけない。
こうして私は一、二期を四日で見終わりました。
自分のひねくれた部分と主人公の思考がどこかで噛み合って、共感を生み、彼らの青春を最後まで見守りたくなる。そんな作品でした。
また、学ぶべきことも多く、人間関係や人との関わり方について考えさせられる場面が多々ありました。
陰キャラと陽キャラ
すみません。
攻撃的な見出しをつけてしまいました。
受け取る人によっては少し鋭利な言葉のように思います。
私は中学生まで陰キャの言葉に苦しめられていました。
普通を目指した
陰と陽、二つに分類するとあたかも陰が劣っている人のように聞こえてきます。
根暗な人、コミュニケーションが下手な人等々
私もそう思っていました。
人見知りをしてしまう。
コミュニケーションが下手。
運動神経が悪い。
これらの理由からクラスに馴染めず、中学ではぼっち生活を送っていた覚えがあります。
より詳しく言うと、自分に自信が全く持てず、周囲の目を人一倍気にするようになった結果、人の好意すら素直に受け取れなくなり、孤立してしまいました。
人から笑われたくない。
目立ちたくない。
空気のように透明になりたい。
この思いから私は普通を目指そうとしました。
結果はかえって目立ってしまい、逆効果だったのですが…笑
普通の人って…
そんな苦しい中学時代を乗り越え、高校へ。
(どう乗り越えたのかはエヴァ編で書く予定です。)
高校は自称進学校レベルの、大人しい雰囲気の学校であったこともあり、人を二分する間違った価値観は存在していませんでした。
代わりに、
「君みたいなタイプ初めて見たわ笑」
「面白い奴だな」
と友人が面白がってくれて、好意的に接してくれました。
この時初めて自分が短所だと思っていた部分を誇りに思うことができました。
今では、「君って案外普通だよね」と言われる時の方が傷つきます。普通は目指すべくして目指すものではないと私は思います。
人と違うこと、何をしても目立ってしまうような個性は絶対に大切にするべきです。
好きなラッパー
一つの記事に詰め込みすぎかもしれませんが、良い機会なので一人ご紹介します。
GOMESSさん。
自閉症を武器に変えたラッパーです。
GOMESS OFFICIAL SITE - GOMESS OFFICIAL SITE
http://www.gomeban.com/
GOMESSさんの曲は人と違うこと、一歩踏み出すこと、レールから外れることへの勇気を与えてくれました。
是非以下の二曲を聞いてみてください。
GOMESSさんの考え方や立ち振舞いの変化から勇気をもらえます。
個性を伸ばす事と、ひねくれる事は別
個性とは、周囲の意見や考えも受け入れ、自分の中で理解し体験したうえで、それでも守るべきと考えた自分自身の考え方や価値観のことだと思っています。
ひねくれる事は自分の殻に閉じ籠ることのように思います。人として劣っているとかの話ではありませんが、恐らく殻を破る時期が遅ければ遅いほど後悔します。
分かりやすい例は恋愛です。
高校を過ぎると、お互いに制服でデートするというシチュエーションは二度と訪れません。(ソースは僕)
私も今後は恐れずに、自分の価値観を脅かすほどの人に出会い、景色を見て、経験を積んで、個性や考えを育てていきたいです。
最後に
俺ガイルの比企谷八幡は、過去のトラウマが原因でひねくれてしまいました。
ですが、彼にも立派な個性、長所があり、アニメの中でもしっかり描かれています。(本人は気づいていなさそうですが…。)
アニメの三期がはじまる予定なので、ぜひチェックしてみてください。
TVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」公式ホームページ|TBSテレビ
https://www.tbs.co.jp/anime/oregairu/
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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