見出し画像

ひとり起業で最悪のスパイラルとは

日々コンサルやセッションをさせていただきながら思うこと。

「人はじぶんのホンネが本当に見えない」

ということです。

だから「悩み」というのは、すぐにピントがズレてしまう。

たとえばリピート率が悪いことが経営が苦しい原因なのに、

「インスタから集客したいんです!」

って焦っている人もいる。

たとえばビジネスモデルが問題なのに

「私に魅力がないのかしら…」

と人柄のせいにして自分を責めてしまっている人もいる。

そうやってビジネスの課題を間違えてしまうと、どれだけ頑張っても成果につながらない。

間違ったページの宿題をやっていくようなものだからね。

すごく不毛なことです。

じゃぁなぜ

「ビジネスの課題を間違えしまうのか」

というと、

「そもそも自分のことって、自分では見えにくい」

からなんです。

だからこそ、自分のビジネスの課題って見えにくい。

ホンネ経営ではメンタルやマインド、本音を大事にしていきますが、「じぶんの心」もまた、自分では見えにくいのです。

なぜなら人間には「見方のクセ」があり、その「クセ」で見ようとするから。

つまり「見たいものだけ見て、見たくないものは見ない」という習性があるわけです。

「都合よく見てしまう」わけですね。

そして「都合よく、見たくないものは見ない」という仕組みになっている。

だからこそ「盲点」ができてしまうのです。

この「盲点」がマジで厄介で。

なぜなら「見えないポイント」だからね。

ここに「ビジネスの課題の真の原因」が入ってしまったら、

「一生気づけない」

んです。

そうすると、もう本当に袋小路です。

「ビジネスの真の課題が盲点に入ってしまう」

「関係ない部分の改善に取り組む」

「成果が出ない」

「焦る」

「行動が盲目的になる」

「さらに心理的にもビジネス的にも混乱する」

「ますますビジネスの真の課題が分からなくなる」

という最悪のスパイラルに入ってしまいます。

そうならないために大切なことは、まず

「本当に今、この悩み方であっているのか?」
「ビジネスの課題、メンタルの課題を間違えていないか?」
「見たくないものをごまかしていないか?」

と自問することです。

そして、その後に、これがいちばん大事!

「他人に客観的に観てもらい、忖度なく話してもらうこと」

マジでここポイント。

だって「じぶんでは都合よく見てしまう」んだからね。

他者から「耳に痛い不都合な真実」を教えてもらうしかないんだよね。

人間には「盲点」があるから仕方がない。

ぼくも先日から新しいコンサルさんと契約しました。

なかなか「忖度ない意見」ってもらえないよ?

利害関係者だったら、なかなか「不都合な真実」については教えてくれない。

それで「耳に甘い」言葉ばかり聞いて、傷のなめ合いをしても、ビジネスも人格も成長しないからね。

「課題や悩み方を間違える」

ってのは、本当にいちばん「徒労で不毛で、もったいないこと」っていうのは、ここまで読んでくれた人なら分かると思う。

だからぜひこれを読み終えたら

「ビジネスの課題、間違えてないかな?」

って検討したうえで、メンターでも仲間でもいいから、

「耳に痛い不都合な意見」

を聞いてみたらいいと思うよ(^^♪

起業家には「耳に痛いのは嬉しい」っていう感性が必要だよん。

今日のまとめ
①多くの人がビジネスの課題を間違えている…!
②なぜなら、自分の(ビジネス)のことはよく見えないから
③「見たくないもの」の中にこそ、解決のカギがある
④そのためには「耳に痛い意見」をもらうこと
⑤「不都合な真実」に向き合うからこそ、ビジネスも人格も成長する
⑥仲間やメンターに「盲点」を指摘してもらおう!
⑦傷のなめ合いじゃ、何も変わらない。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?