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私は、誰の人生を変えたのだろう

2018年冬  Photo by Ayato Ozawa



ものをつくる人へ、生み出す人へ

進もうと思ったのは
誰かが喜んでくれるからだった。

私が生まれてきた意味とか、
ここにいて、何者かで、正解が欲しくて
私は私に“すごい人”であって欲しかった。


人生が変わるほどの結婚式を


この言葉は、CRAZY WEDDINGに入社してから片時も離さずに
考えて、何度も確認して、立ち戻って来た言葉。

私の3年間ずっとそうだった。


「それは、人生を変えるのか?」


答えがあるようで無い。

人生を変えるなんておこがましいとも思ったが
それでも、つくり手として誰かの心に人生に
何かを残したい。


だからなのかもしれないが、私は自分が人生を変えてもらった言葉を
いくつも抱えて持っている気がする。


こんなことを考え出したら
あの時言われた言葉、あの時感じたこと
全ての一瞬が愛おしいと思う瞬間が
多すぎて、たまらない。


2019年、を振り返った時、
変えるのではなくて変わる
私のテーマだったのかもしれないな

なんて思った。


誰かを変えるなんてそんな簡単に、できっこないから、先ずは私が変わりたい。




12月最後、先輩と話して、

心の底からそう思った。

誰かを変えるのではなくて
自分の人生を変えられたのなら、もっともっと
見られる景色も
つくれる景色も
出会える景色も

広がってゆく。

願わくば、
結果的に、それが巡り巡って、誰かの人生に
ほんの一滴でも
響くものであってほしい。



「私が死ぬ時、走馬灯のように人生の日々を想い出すのならば、絶対に今日1日を想い出します。」

そんなことを言ってもらったことがあって、
私は確かにあの瞬間で人生が、変わった。
死ぬほど嬉しかった。
(死なないけれど)


年の瀬にそんな美しい言葉ばかりが頭を過ぎる。


もうすぐ2019年が終わる。
もうすぐそこに2020年は迫って来ている。


私は私の人生を、ずっとずっと
変え続けて行ってあげたいと思った。

他の誰でもなくて、私自身。



2020年も、その次も
新しい自分に景色に出会えるようにね。


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2017年夏  Photo by kuma

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