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「女の子に花の名前を教わると、男の子はその花を見るたびに一生その子のこと思だしちゃうんだって」

映画「花束みたいな恋をした」でのセリフらしい。

「植物の花に限ったことではなく教えてもらった本や映画、音楽あらゆる華となるもの全てそうである気がした。きっと教えてもらったら見る度触れる度にその人を思い出してしまう。」

なるほどなぁ…ある。確かにそういうことはある。


中学生の僕は生徒会長をやっていた。その時に副会長として支えてくれた(ほとんど喧嘩だったけど)女子と、高校になってから電話したことがある。

高校は別々で、久しぶりに話した。彼女は高校生のくせに酔っぱらっていた。するといきなり「この曲いいから聴いてよ」と電話越しに弾き語りを始めたことがある。夜中の2時過ぎだったと思う。


その時の曲が尾崎リノさんの「夜中のライブハウスに」という曲だ。

尾崎リノ

以来、僕は尾崎リノさんの曲が好きになったし、もちろんそれはあの時の思い出とセットになっている。


多分そんなんことはないけど、その子と尾崎リノさんの声は似ているし、多分僕は彼女のことが好きだったんだと思う。


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