見出し画像

私が意を決して英会話教室に通い始めた理由と、諸々

こんにちは。
私は2019年の5月から、緑の広告でおなじみのマンツーマン英会話に通っています。

今回は、英会話に通うようになったきっかけなどを書いていきたいと思います。自分の備忘録も兼ねて。


英会話に通うようになったきっかけ

もともと、英語が話せるようになりたいな〜という軽めの気持ちはあったのですが中学2年生ぐらいで挫折していたので完全に諦めていました。高校の時に毎時間行われていた20問の単語テストも毎回赤点、文法も主語述語までぐらいはよかったものの、補語なんて出てきたあかつきにはもう教科書閉じてました。そんな私が英語を話せるようになりたい!と思ったのには、いくつか段階があります。

①初めての海外、北欧2週間
大学の研修で北欧へ行くことがありました。
それまでは「海外なんて行かないしここは日本だから英語はいらねぇ!」ぐらいの気持ちでいたのですが、実際に行ってみると、「こんなにも楽しい世界が沢山あるのに、何も知らずに死んでしまってはもったいない!世界をもっと知りたい!」と、考えが180度変わりました。

②道を聞かれても上手く答えられない。
観光客の方に道を聞かれた時、歩いてすぐの場所なら、教科書の例文通り「真っ直ぐ進んで左にあるよ」と言えば良いのですが、現実はそう簡単にはいかず。「電車に乗って行かなきゃいけないと思うんだけど、私も詳しく分からないから調べてみます」とか、「JRで行ってください、JRというのは電車の線の名前で、乗り場は〜」とか、「というか、そもそもこの時間は営業してないと思うよ、明日の朝は何時から始まるよ」「あの時計を目印に進んで、その先にケーキ屋さんがあるので、その向かいで切符が買えるよ」とか。実際は教科書のような直線のブロック分けされた道ばかりじゃないんですよね。そして何より、そんな一瞬英語が思い浮かぶはずもなく、英語で話しかけられるだけで構えてしまってプチパニック。この時に、せっかく日本に来てくれたのだから、楽しんでもらうためにも力になりたい!という気持ちが強くなりました。

③友人とのヨーロッパ旅行、2週間前にキャンセルに
これが一番の引き金というか、英会話に行こうと決意した事件。めちゃくちゃ楽しみにして半年ぐらい前から計画していた旅行の出発の2週間前、友人から「やっぱり、不安だから行きたくない」と言われ、キャンセルになりました…。何も得ぬまま飛行機も宿もキャンセル。キャンセル料に40,000円もかかって、楽しみもなくなって、だいぶショックでした。語学に不安がなかったら1人でも行けたのに!と、とても悔しくて。そこから2ヶ月ほど、行けなかった国のことを思い出しては悲しくなり、日に日にヨーロッパへの思いが募っていきました。私は1人で旅行することにあまり抵抗がないため、海外に行きたいけど行けない1番の理由は語学でした。こりゃもう、この悔しさを糧に、英語始めちゃおう!今ならいける気がする!という謎の自信のもと、英会話を習う決意をしました。

今ではドタキャンしてくれた友人に感謝してます。
きっかけをありがとう。(皮肉とかじゃなくて、ほんとのほんとに。笑)


英語を話せるようになるために必要なことは?

私は、TOEICでも英検でもなく、話せるようになることを最終目標にかかげました。私にとって“英語が話せるようになる”というのは不自由なく日常的なコミュニケーションが取れるということです。
道を聞かれた時も、雑談を交えて道を教えることができたり、旅先で隣の席に座った人にその国のおすすめの食べ物やスポットを教えてもらったり、自分がなぜその国を旅しているのかを話せる、ということ。

そこに到達するまでに私に必要なのは、

①英語を話す自分に抵抗がなくなること
英語が話せないというコンプレックスゆえ、友達といる時に道を聞かれても話そうとすること自体が恥ずかしいと思っていました。

②外国人に慣れること
外国人に対しての憧れというか、外国人を見ると過度に「かっこいい!」思っていた私は、日本人じゃないだけで勝手にとても遠い存在にしていました。それだけで極度に緊張。

③言葉の並び順を理解すること
文法のことです。本当に頭に入っていなかったので、英文が構成される法則(文法)を知る必要がありました。これを、SVOCとかではなく、感覚的に自然と組み立てられるようになりたいと思っていました。(子供が文法を理解していなくても話せるようになるというセオリーでいけないかな、と)

④語彙を増やすこと
ある程度わからない単語があっても予測しながら全体のニュアンスは理解できますが、限界があります。何より、語彙力がないと自分の気持ちを伝えることが圧倒的に難しい。

⑤英語を話す習慣をつけること
突然話せるようにならないので、話せなくてもとにかく話すことを日常にしなくてはいけないと思いました。


教室選びで大切にしたこととその理由

話せるようになるには話すしかない、ということで、英会話教室に通うことに決めました。(ちなみに、オンライン英会話にしなかったのは、話せなさすぎてすぐに挫折すると思ったから。あとは、自宅で通話するのがあまり好きではない…)

私は英会話教室の中でも1対1のマンツーマンを選びました。マンツーマン、とても高いです。1レッスン6000円とかします。それでもグループレッスンと比較してこちらを選んだ理由は次の通り。

・たくさん話したいから
グループレッスンが4人なら、単純に自分が話す時間は4分の1になってしまいます。先程の①⑤を効率よく攻略するには、マンツーマンが1番だと思いました。

・インプットの質を上げたいから
グループレッスンだと、自分と同じように話せない人の英語も耳に入ってきます。もちろんそこから学ぶこともあるかもしれませんが、質の高い英語をどんどん聞いて、耳をリアルな英語に慣れさせたかったので、マンツーマンを選びました。

・人見知りだから
これは①にも書いた通りで、英語を話すこと自体が恥ずかしかったので、他に日本人がいる中では自分から進んで発言できる気がしませんでした。グループレッスンを活かしきるには積極性が必要だと思いますが、1対1だと嫌でも話さないと進まないので、話すことから逃げられない方を選びました。

・より実践に近い学び方がしたかったから
旅先で英語を話す時、ひとり旅だったら周りに日本人はいないし、生身の人間と1対1の会話が始まりますよね。その緊張感に慣れておきたかったのが一番の理由です。②もこれで解決できるかなと思いました。

・体験レッスンが楽しかったから
決め手は体験レッスンです。外国の人を前に、初めて「なんとなく話通じてる?」という感覚に感動したのは記憶に新しいです。ちなみに、ネットの口コミを参考に、今通っている所以外にも少し安い所の体験レッスンに行ったのですが、そこは教室に行ってオンラインレッスンを受けるというものでした。タイムラグがあってとてもやりにくく、今日はたまたまネットの環境が悪くて…と言われましたが、今後もその可能性があるなら嫌だな、と思いやめました。


通ってみて、実際のところどう?

①話せなくても大丈夫だった!
上達してきて気づいたのですが、先生方は私のレベルに合わせて単語の選び方、速度や文章の短さを調整してくれていました。話せない人にも慣れているので、言葉が出てこなくてもとても辛抱強く待ってくれます。たまに助け舟も出してもらえるのですが、きちんと考える時間がもらえるのがとてもありがたい。初めの頃は、文法の細かいところ敢えて指摘してくれないので、なんとか伝えることだけを考えてとにかく英語を発する癖がつけられたのはとてもよかったです。むしろ、伝わったら褒めてくれる…。おかげで挫折せずにここまでこられたと思います。今は細かく指摘してもらっても一応理解できるレベルに来たので、しっかりつっこんでもらっています。笑

②授業をカスタマイズできる
毎回「今日のレッスンは何する?」と聞いてもらえるため、リクエストをすることができます。テキストを進めるもよし、お喋りしましょう!でもよし、プレゼンの練習をしたい!でもよし。私は基本テキストでレッスンを進めていますが、なんとなくテキストやりたくないながと思った時に1度だけお喋りをしました。好きな映画の話とか!

③様々な国の先生と世間話ができる
私は今のところ、10人ほどの先生でローテーションしています。1人の先生に決めてレッスンをとることもできますが、色々な国の先生と話をした方が成長が早い傾向にあるとカウンセラーの方に教えていただいたので。アメリカ、イギリス、オーストラリア、フィリピン、マレーシア、アルジェリアなど、ネイティブの先生以外のレッスンも取るようにしています。それぞれの先生が過去にしてきた仕事の話や、日本でのシェアハウス生活のこと、最近気になっている人とデートに行く話や、先生の国の引っ越し事情、先生オススメのお店など、毎回とても楽しいです。生活圏が同じだと、ここの店がいいよ!とかいう会話ができるのも良いなというポイント。オンラインにはない楽しさかなと思います。ちなみに、おすすめしてもらったジャズバーに行ったらまんまとハマってしましました。笑
本当はもっと沢山の先生がいますが、毎回違う先生だと自己紹介に時間が取られてしまうのとどうしても会話が浅くなってしまうのが難しいところ。最近だいぶ慣れてきたので、今後少しずつ新しい先生にチャレンジしていきたいなと思います。

④モチベーションの維持ができる
カウンセラーさんがいて、とても細やかに気をかけていただけるのが私としてはとてもありがたいです。仕事が忙しかったり、費用の相談だったり、困ったことがあればすぐに相談できる、話しやすい環境です。

⑤目標に対して、具体的にあとどれぐらい何が必要かがわかる
通い始めるまでは、自分の「話せるようになりたい!」という目標を達成するまでに何がどれだけ必要なのかがはっきりわかっていませんでした。話せるようになるということを経験した事がないので、当たり前と言えばそうなのですが、とにかく未知。それを、たくさんの生徒さんを見てきたカウンセラーさんはじめ、先生が私にあった方法で教えてくれます。不安で色々と手を出して挫折してしまう私にはとても向いているなと思います。


まとめ

以上が、私が英会話に通う決意をしてから教室を選ぶまでの話でした。
通い始めて8ヶ月ほど経ちますが、自分でも成長を感じているし、何より英語が楽しい!

今後はオンラインにチャレンジしたり、文法も発音も、英語学習の仕方を少しずつ変えていこうと思っているので、ゆるっと英語力の進歩も書いていけたらなと思います〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?