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1123年目の約束

道を歩いていたら、スウ〜ッとした好い香り。
香りの主人は、梅でした。


もう、梅!
梅が咲いていました。

小さなお花だけど、秘めた強さがキラリと光る。
ずっと前から知ってる、好い香りです。
春が、本当に来たんですね。


そうそう、梅といえば、菅原道真。

主人忘れても、梅は忘れず


東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花
主人無しとて 春な忘れそ
(東風が吹いたら、その香りをわたしのいる太宰府に送ってね。
わたしがいなくても春を忘れたらいけないよ。)


57歳の道真が無罪の罪で太宰府に左遷された時に詠んだ句だそうです。
あれから1123年。
梅は、今年も道真との約束を守ってくれました。


花に嵐を呼ぶ”Tong Poo”
もうすぐ一年、また一年。



忘れられない名曲ですね。

では、また、お元気で。
ごきげんよう。

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