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投げ銭制を導入したい

昨日の凡人日記がごく一部から評判がよくて、メッセージをもらったりしちゃって、自分でもよくわからないのですが、楽しんでもらえるのなら不定期で書いてみようと調子に乗っています。

さて、昨日のことは忘れて、今日はタイトルからもわかる通り、思考整理noteです。投げ銭制について考えてみます。

ゲストハウスやカフェなどで投げ銭制を始めているところがあって、とてもおもしろい試みだなぁと感心しまして、これひととまるでも導入しようかと検討しています。

バースペースを春に改装して、私設図書館を作る予定です。
今までは夜だけの営業でしたが、これを機に日にち限定で日中もあけようかと考えています。それで金額のことを考えていたのですが、どうにもお店っぽくするのは嫌なんです。

手っ取り早くブックカフェと銘打って始めるのがわかりやすいのですが、カフェ営業にするともろもろちゃんとしないといけなくなり、ちょっと堅苦しくて嫌だなぁというのと、お店にしてしまうと気軽さがなくなってしまうので、敷居をあげることはしたくないなぁと考えていました。

かといって無料で開放するのは、持続できないしどうしようかと悩んでいました。そしたら投げ銭制を始めるってところをTwitterでいくつか目にしまして、これはいい!と真剣に考えてみることにしました。

お金の問題でと書きましたが、正直に言うと、収益のことは一旦脇に置いといて、社会実験になるなぁと思ったのが興味を持った一番の理由です。

まず、人の価値判断を知れるのっておもしろいです。
同じ空間でも、人によって払うお金が変わります。
一定の金額に収束していくのかとか、年齢や性別によって傾向があるのかとか、利用方法や時間によって変わるのかとか、他人のお金の価値について学べる機会になりますよね。

これって現代ですごく大事なことのような気がしていて、お金の価値ってなんとなく共有しているようで結構バラバラですよね。
じゃあ、ひととまるが図書館を作った時に、どれくらいの価値を与えてくれるのかって、怖いけど、いい社会実験になりそうです。

さらに言えば、「お金」じゃない価値が与えられる可能性だってあります。
こちらが提供した「空間」が何か別の価値に変換される。
その価値がどんなものになるのか知りたい気持ちもあります。
そもそも価値とはなんなのか考える機会にもなりそうです。


ただ、価値を「払う」人からどう受け取るかが難しい問題だと思っています。直接受け取るとこれだけの価値を認めてくれたのかって知れますが、払う側は気を使いますよね。多めに払うようになって、次第に行きづらい場所になっていきます。
だから、いくら払ったかがわからないようにした方がよりリアルな価値を評価されるし、気軽さは増すと思っています。

でも、社会実験だからデータも取りたいしなぁとも思いますし。
その辺の仕組みは要検討です。誰かいいアイデアあったら教えてください。

あとこんなところが投げ銭制やってるよって情報も大歓迎です。
そもそも投げ銭制はやめた方がいいって意見も理由とともに教えてもらえると判断材料になるのでありがたいです。

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