閑散期にお店をあけることへの葛藤
私のゲストハウスは海沿いにあります。
しかも日本海側なので、この時期は天気が悪いです。
どんよりとした天気で、海も荒れています。
正直観光的にはあまりいい時期とは言えません。
それでも予約が入ります。
というのも、城崎温泉からのお客さんが流れてくるからです。
カニが有名な地域なので、この時期城崎温泉はカニプラン的なものばかりで、値段がとても上がります。
なので、素泊まり希望の方は宿探しに苦労します。
その結果、一部の方が安いところって感じで、うちに流れてきます。
これってありがたいようで、ちょっとリスクがあります。
ミスマッチがどうしても起きてしまうんです。
最初に言った通り、この時期は気候も悪く、海含め自然も楽しめません。
なので、うちとしてはあまりおすすめできない時期なんです。
でも予約は受けています。
以前から、このことで迷っていて、来てもらっても満足できないことがわかっているのにお客さんを受け入れていいのかっていうプライドみたいなものと、お客さんが来たいと言っているのだから、それをこちらがどうこう言う必要はないっていう葛藤があるんです。
商売的には、来てもらった方が売り上げも上がるのでいいですが、それって短期的な視点で考えたらだよなと思います。
長期的に考えたら、いい時期に来て、満足して帰ってもらった方がリピーターにもなるし、いいと思います。
悩ましいです。
もっともっと精進して素敵な空間を作れれば、そんな悩みも吹き飛ぶのかもしれません。でも、そんなに大きな建物でもないし、やれることに限界があります。
季節や自然ってどうしようもないし、たとえうちが素敵な空間を1つ作ったとしても、夏の海水浴の満足度には叶いっこないし、春や秋ほどのんびり散歩を楽しめるわけでもないです。
今年は、年末年始まで開けることにしましたが、来年はもっと深く考えてみようと思います。
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