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2021年の温泉めぐり、振り返り

温泉めぐりを本格的にはじめてから、早3年が経過した。

数えてみると、昨年の新規入湯数は73湯。

※ 2019年は108、2020年は73であった


コロナ禍でありながらも、タイミングを見計らってなんとかめぐることができた。

その中でも、印象的だったものを、3つだけピックアップしていきたい。


1日滞在して、作業するならここ一択


自分史上No.1のスーパー銭湯を発掘した。

・温泉よし(加温加水循環塩素なしの生源泉かけ流し浴槽がある)

・雰囲気よし(露天風呂がとっても広くて綺麗)

・ロウリュウあり(スタッフによるアウフグースもあり)

・心地よい作業スペースあり

・料理よし

といった形で、スーパー銭湯に自分が求める要素を全て満たしてくれていた。

少し遠いが、それは、埼玉県熊谷市にある花湯スパリゾートである。

4月に初めて訪れてから、結局3回訪問した。

もはや、家にいるような安心感も感じられる。

施設の機能性や綺麗さと、温泉の良さは反比例するケースが多いのだが、ここはまさに例外。比例していた。


アルカリ性単純温泉は泉質も強くないので、何度でも安心して入れる。

岩盤浴エリアの「温活ネスト」は、コーヒー、紅茶、その他お茶が無料で飲み放題。


時間を気にしないと、ほんと、開店から閉店まで居てしまうのだ。

来年も2回くらいは訪れたい。


圧巻の、プラネタリウム露天風呂


新潟県妙高市にある、燕温泉、黄金の湯である。

訪れたのは、4月だったのだが、まだ少し雪が残っていた。

この露天風呂までは、燕温泉の温泉街から数分だけ歩いて向かう必要がある。

その際に、雪が残っていたので、長靴とスキーストックを装備して、冒険気分で現地まで向かう。

到着した先にあったのは、、、



硫黄臭漂う最高のにごり湯と、満天の星空


全く音すら聞こえない山の中の温泉で、ただただ目の前に広がる星空を楽しむ。

5本の指に入る、最高の温泉体験だった。


宿泊でお世話になったのは、燕温泉 ホテル花文さん。

温泉はもちろんのこと、塩釜で焼いた魚は見た目のインパクトも、味もどちらも素晴らしかった。


登山後に入る、鮮度抜群の手作り露天風呂


まさに、秘境。

長野県の湯俣温泉というところに、このスポットはあった。

この温泉巡りは、エメラルドグリーンの湖を眺めるところから始まった。

3時間程度の登山(平坦なので、ほぼハイキング)を終えると、山小屋が見える。


その山小屋からさらに先に行ったところに、源泉が噴出している地帯がある。
そして、そこに沿うように川が流れている。

100度近い源泉と10度近い流水を、落ちている石や小石、砂をうまく用いて露天風呂を作るのだ。

最初は、冷たすぎて入れなかったりしたのだが、1時間ほど夢中になって調整していくと、みるみるうちに、40度程度の適温に。

鮮度抜群の手作り露天風呂

もう、最高である。

登山の達成感も相まって、この露天風呂に入った時の喜びは最高だった。

一生、記憶に残る温泉体験であった。

誘ってくださった温泉ソムリエ仲間の皆さんに感謝である。


新規入湯数という数字


新規入湯数を、一つの目標として追いかけ始めて早3年。

「新規」にこだわるからこそ、新しい出会いがあり、感動がある。

温泉が好きであるゆえに、大好きなスポットに何度も行きたくなる気持ちも当然ながらある。

ただ、そんな気持ちをちょっぴり抑えてでも、新規開拓することで、また新しい体験に出会えるのだ。

今年こそは、また100湯めぐりたい。


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