物語ならではの世界観が好き
旅のラゴス/筒井康隆
金魚姫/荻原浩
『旅のラゴス』 筒井康隆
高度な文明を失い、人々が超能力を獲得しだした世界。ラゴスは北から南へ、そして南から北へ旅を続ける。
奴隷になったり、王様になったり、波乱万丈なラゴスの旅が淡々と語られています。
何か呆気ないようで、味わい深い…不思議な気分になりました🌎
『金魚姫』荻原浩
恋愛に、仕事に消耗しきってしまった主人公・潤と、金魚の化身・リュウのひと夏の物語。
「すべては繋がっている。」切なさも、温かさも残すような最後がとても良かった…
夏の終わりにぴったりな素敵な物語でした!