これも青春だと思う
*死のロングウォーク/s・キング 沼尻素子 訳
*ネバーランド/恩田陸
『死のロングウォーク』
スティーヴン・キング 沼尻素子/訳
100人の少年が南に向けて歩き続け、最後の1人になるまで終わらない。
99人死んでしまう青春小説という感じです。少年達に芽生える友情や苦悩に、胸が熱くなりました。ひたすら歩いているだけなのにドラマがある。面白かったです。
『ネバーランド』恩田陸
冬休み、伝統ある男子校の寮に居残りを決めた4人の少年は、それぞれ「秘密」を抱えていて…
重い事情を抱えながら、どこか爽やかで、前を向く強さを持っている彼らが眩しく思えました。
高校生のあの時間って、過ぎてしまうと貴重なものだったんだなと思います。