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ワーキングホリデーの制度について本当に理解してますか?

ワーキングホリデーって?


知らない人の為に簡単にまとめると

・海外旅行とは違い長期滞在の許されるビザの事

・18歳から30歳の日本国民なら日本とワーキングホリデー協定を結んだ外国に1~2年の滞在許可が下り、その間に就学、旅行、就労と生活することが許されている

つまり1年間はその国の人とほとんど同じように生活できる権利をあげますよーっていう制度です。

普通に他国で働こうとすると就労ビザが必要です。ほとんどの場合働き先が決まっていないともらえません。


ワーキングホリデーについて留学エージェントなんかがやってる案内を見てみると

『数ヶ月学校に行って、ある程度英語を話せるようになってからアルバイトすることもできますよ』

一見メリットの多い気がしますが語学学校はワーホリビザがなくても通えます。


逆に考えてみてください。


残りのビザが数カ月しかない、しかも語学学校レベルの英語しか話さない外国人をあなたなら雇いますか?


おそらく可能性は低いと思います。


それはビザの期間が短くなれば短くなるほどです。


あなたに特別なスキルや英語力があれば話は変わりますが


仕事を探しているけど見つからずにただ語学学校に行って観光して帰国する人をたくさん見てきました。


私自身、ワーホリの身でありながら仕事で認められ日本人の求人担当をすることもありましたのではっきり言えますが、企業側が雇う基準としてビザの期間は間違いなくあります。


ですのでエージェントやネットだけの情報に惑わされず、海外で働く事を目標にワーキングホリデーという制度を使うならまずはその国のワークスタイルについてしっかり調べた上で、到着後はすぐに仕事を探すことをお勧めします。


もちろん観光や語学学校も貴重な経験なので一概に否定することは出来ません。


ただ一生に一回、ほとんどの国が30歳までしか取れない貴重なビザという点を考えると働けるというスケールメリットはとてつもなく大きいです。


特に日本のパスポートは世界最強クラスなので観光で行くような国に関してはビザに困ることもほとんどないと思います。


自分が何のためにこの制度を使うのかを考えたときに、少しでも参考になれば嬉しいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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