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はらぺこハラコの中東サッカー半妄想旅〜モロッコ編〜

サハラ砂漠からアッサラーム・アレイクム(こんにちは)!「中東サッカー妄想旅」の時間だよ!

休憩するラクダたち

3ヶ月ぶりに戻ってきた「中東サッカー妄想旅」。大学時代に中東を旅してその魅力に取りつかれたハラコが、各国の名所やスタジアムへ皆さまをご案内する企画だ。「テロなどでマイナスのイメージがつきまといがちな地域の面白さを伝えたい」という、わりと真面目な思いも込められていたりする。

今回は夏の暑さを吹き飛ばすべく、もっと暑い砂漠の国・モロッコを目的地に選んだ。もはや日本のほうが最高気温が上回っている日もありそうだが……。

タイトルに「半」と付いているのは、私が実際にモロッコ旅行をしたことがあるからだ。

今回はSNSの引用ではなく、自分で撮った写真を存分に使うことができる。サッカー観戦はしていないので、その部分はいつものようにリサーチ+妄想でお届けしたい。中東半端、いや中途半端な仕上がりにならないように頑張ろう。


そもそもモロッコって中東なの? こう思いながら記事を開いた方もいるかもしれない。確かに、北アフリカ地域を中東に含めるかは微妙。例の私の手書き地図も、エジプトまでしか入っていなかったので今回は登場しない。

でもエジプトやチュニジア、モロッコなどイスラームの国は、中東とひと繋がりのイメージを抱いている人も多いのではないか、ということで記事の旅先に加えることにした。世の中、迷ったらできるだけ間口を広くしておくに越したことはない! たぶん。

言い訳したところで、モロッコの基本情報を。

面積は44.6万㎢で日本の約1.2倍(西サハラのぞく)。
首都はラバト。最大都市カサブランカや、かつての首都マラケシュのほうが旅行で訪れる人は多く、有名かもしれない。私もラバトには行けなかった。

国民のほとんどがイスラム教徒
だが、ジブラルタル海峡の向こうはすぐスペイン。地中海やヨーロッパの文化も複雑に混ざり合っている。
こういう国は、絶対に食べ物がおいしいのだ!

サッカーの国内リーグは「BOTORA PRO(ボトラ・プロ)」(Botoraはアラビア語で選手権という意味)。1部リーグには16チームが所属している。

王立サッカー協会のHPが、とっても見やすい。感動。アラビア語とフランス語しかないが、言葉がわからなくてもサッカーファンなら直感で操作できる。素晴らしい。これだけで、もうモロッコ代表を応援したい。

モロッコ代表は、カタールW杯にも2大会連続5回目の出場を決めており、最新FIFAランクは日本より上の22位。アフリカの強豪だ。
日本でも有名なのは、パリ・サンジェルマン所属で来日ツアーメンバーにも入っているDFアクラフ・ハキミだろうか。20日の川崎フロンターレ戦ではメッシの先制点をアシストする活躍をみせた。ほかに正GKのヤシン・ブヌはラ・リーガの古豪セビージャ、主将のDFロマン・サイスは私のひいきチームでもあるトルコリーグのベシクタシュ所属と、海外のトップリーグでプレーする選手も多い。

(前列左端がハキミ、後列中央がブヌ、同右端でよそ見しているのがサイス)

そして、そのチームを率いるのがかつての日本代表監督・ハリルホジッチ氏というも、日本のサッカーファンにとっては注目ポイントではないだろうか。

では、そろそろラクダの背中にまたがって。
旅の思い出を振り返ってモロッコの魅力を紹介しつつ、モロッコサッカーに思いを馳せる旅(ややこしい)の始まり始まり!

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