時間の価値の話
以前の記事で寿命が延びていることについては述べた。
100年前生まれた人が100年生きる確率と
今日生まれた人が100年生きる確率は誰でもわかる通りかなり上がる。
つまり平均寿命が80から100に近づき、生きている時間は長くなる。
美容リテラシーや健康増進思考により、今の若者が還暦を迎えても、今還暦を迎えている人よりさらに若々しい見た目になっていることだろう。
寿命が増えても７０歳になれば痴呆やアルツハイマー、寝たきりになれば意味がない。
寝たきりで延命しても幸せではないのだ。
健康寿命を伸ばし、より豊かな良い時間を長く過ごすことに価値がある。
健康寿命が延びることで、今まで以上に人間の時間は延びる。しかし、少し延長戦があるにせよ有限。
100年生きて約30億秒。
1日86400秒
7時間寝れば残り61200秒
確実に死に向かうなかで、大事な1秒を考え直し使って欲しい。
慣習化され当たり前になった通勤、残業、飲み会。自分の人生の時間を無駄なものに費やすのはやめよう。
これからは同じ方向を向いた集団行進は終わり、個人が異ベクトルに向かって価値を共有し合う時代に変わる。
単純な作業からロボットと人工知能に変わる。
学業が終わり、就職、引退という形が変わる。
企業の形は変わり、いずれ縛られて搾取されていた会社から見放される。それまで付き合いで割いていた無駄な会議、無駄な上司接待の飲み会の時間は返ってこない。
情報は加速し、時代の流れに置いていかれる。
今、転換期にして新たなベクトルを探そう。
すぐに変わる必要はないが、安定そうな今の生活が一変してからでは遅い。
何足かわらじがなければ路頭に迷う。
自分に何ができるか、そもそも何がしたいか、世間にどんな価値を生めるか考え直すきっかけが必要なのだ。
ほとんどの人は壊れてからしか修理、交換をしない。壊れる前に2、3台ストックがあるか定期的なメンテナンスと補完を行おう。
なんとなく働いている人は「お金」の概念を一回無視して、死ぬ前に後悔しない今の時間の価値、使い方を考え直して欲しい。
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