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足関節捻挫

足関節の捻挫は、スポーツ選手などでよく見る外相です。
その概要などをまとめました。



捻挫

足関節の捻挫は、大半が内反捻挫です。
足関節内反捻挫は内反や内旋強制によって生じます。

損傷部位として
・前距腓靭帯(Anterior talofibular ligament ; ATFL)
・踵腓靭帯(Calcaneofibular ligament ; CFL)
・長、短腓骨筋腱
・二分靭帯
が代表的な組織です。

足関節内側の三角靭帯、後脛骨筋腱、距骨下関節の靭帯損傷軟部組織損傷や距骨骨軟骨損傷も生じることがあります。

症状

症状は
・炎症症状
・関節可動域制限
・筋機能低下
・バランス機能低下
など、さまざまな症状が生じます。

腫脹は受傷後 10 日以降から徐々に改善するとされ、疼痛は受傷後 2 週までに軽減するとされます。
ただ、受傷後1年以上経過しても疼痛が残存する患者も存在します。


次回はその評価と介入をまとめていきます。
捻挫に対してのリハビリテーションはその治療だけでなく、予防にも焦点を当てる必要がありますね。

ではでは


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