荷重と足部・足関節

2024年4月26日 08:23

足部及び足関節は、荷重時に置いて体重を支えなければならないという重要な仕事があります。
荷重中はどのような動きをしているのでしょうか。

軸荷重では、
・距腿関節：底屈・外返し・内旋
・距骨下関節：背屈・外返し・外旋
・距舟関節：背屈・外返し・外旋
・楔舟関節：背屈・内返し
・第1リスフラン関節：背屈・内返し
する。

歩行中にも、もちろん関節には動きがあります。

・距腿関節：底背屈運動及び前額面・水平面での回転運動
・距骨下関節：前額面・水平面での回転運動

歩行中の後足部・中足部・前足部の変化ですが
・後足部：LRからMstで外返し、TstからPswで内返し
・中足部：LRからTstで外返し、Pswで内か返し
・前足部はLRで内がえし、Mstで外返し、Tstで内返し

参考書籍

片寄正樹監修, 小林匠, 三木貴弘編集. 足部・足関節理学療法マネジメント機能障害の原因を探るための臨床思考を紐解く. メジカルビュー社, 2018

足部、足関節ではそれぞれ別の動きをしつつ、荷重に対応しているのですね。この辺りの動きは、実際に歩行で確認できるものでしょうか。インソールとかを作成している方は、しっかり見ているんだと思います。尊敬いたします。

ではでは

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